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Blenderを使ったPythonアプリを作る#1- 360度自動レンダリング
はじめに
あまり知られていませんが、Blenderは3DのDCCツールとしての配布だけでなく、Pythonのモジュールとしてpipでの配布もされています。このbpyモジュールとPyInstallerを用いて便利なスタンドアローンアプリを作る事が出来たので、手順や実例と考察を記事にしてみようと思います。
今回作成したサンプルツール自動360度レンダリングツール
3Dモデル(.glb)ファイルを
SubstanceDesignerで作るドット絵コンバーター。(機能篇)
前回は現状のツールで変換した作例を羅列してみました。サブスタンスプレイヤーとサブスタンスデザイナーだけでどこまでツール的な事ができるかの実験であり、所詮はなんちゃってツールという事で基本のんびりとなりますが、ツールのブラッシュアップと一般公開はするつもりです。ひとまず現状のツールの機能を紹介してみようと思います。
基本の使い方画像をツール上にドロップするか input image項目から選択する
SubstanceDesignerで作るドット絵コンバーター。(作例篇)
前回の投稿でsbsarファイルは画像変換フィルターとして使う事ができて、Substance Playerは簡易アプリ実行環境として使える旨をお伝えしました。
実際にアプリ的なものを実験で作ってみたところ意外と実用的な物ができたので、使い方と実装内容を何回かに分けてご紹介します。
ドット絵コンバーターを作ってみた割とよくあると思いますが、画像を入力とするとレトロ風なドット絵が出来上がるというもの
Substance Playerの勧め。sbsarファイルとは何か。
別の記事をnote初投稿として書き始めたのですが、そのための知識の前提を先にまとめた方がよさそうなので作成した記事です。Substance Player についてと、その有効な使い道について記載します。
Substance Playerとはサブスタンスマテリアル(sbsarファイル)のプレビューを行うためのソフトです。マテリアルパラメーターの変更やプレビュー用3Dモデルの変更だけでなく、マテリア