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ベートーヴェンを毎日聴く254(2020年9月10日)

『ベートーヴェン/6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO83』を聴いた。

タイトルを見たときは「聴いたことが無い」作品と思ったが、曲を聴いたら「これ、どこかで聴いたことがある」と変わってしまった。「ベートーヴェンを毎日聴く」のために買ったベートーヴェン作品大全集以外にはCDは持っていなかったのでCDではない。生演奏だったようにも思うが「どこなのか」は不明。もしかしたらピアノ発表会で弾かれていたのではないか。ピアノ練習曲として弾かれそうな作品である。

「エコセーズ」という言葉自体が広く知れ渡っているものではないことも、作品の記憶を曖昧にしていることもあると思うが、「エコセーズ」はスコットランドの舞曲。聴いてみると確かに曲に合わせて踊りたくなるような感じ。店舗も徐々に早まっていく部分もあったりして楽しい踊りになりそうだ。

ただ、この作品はベートーヴェンとは別人が作曲したのでは?という説もある。そう聞いてしまうと、なんだかベートーヴェンの雰囲気ではない感じもする。捻りがないというか、ストレートすぎるというか。

イギリスへのあこがれがあり、仕事上でも民謡などイギリスの曲をアレンジもしていたベートーヴェン。このスコットランド風の舞曲を作曲してもおかしくないだろう。

いずれにしてもわからないのだが、今後、謎は解けるのだろうか?それまではベートーヴェンだと思って聞いておこう。

Reinhard ThrainerによるPixabayからの画像

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