さすがに1日で終わるとなんなので

どうしよう。何書こう。

よく分からないけど多様性と植物の話を書いてみよう。

多様性が大事、ダイバーシティ経営だと飛び交う時代。昔、中学生のときの英語の授業で「America is a metling pot of races.」みたいな英文と「アメリカは人種のるつぼです」という訳が添えられていたのを思い出す。

そもそも、るつぼって日本語なんだろうから始まり、辞書で調べた記憶がある。なんなら30年前からアメリカは多様性の強さを体現していた。日本がこれからはダイバーシティと騒ぐのは、恐らく同一性の強い社会だったから。昔の政治家がよく失言して炎上していたけど「日本は単一民族」といってたことに通ずる。アイヌ民族もいるのにね。

『植物はなぜ動かないのか』という大好きな本があって、ここにけっこう本質が描かれている。植物には「Hatena」という属性がある。要は植物なのか動物なのかよくわかんないものを見つけた日本の研究室が「?」で、はてなと呼んでいたのがそのまま属性として認められたもの。

そしてこの問題は何から起きるのかというと分類学だとその書籍には書かれている。人間が分かりやすいように、共通のプロトコルを持つために後から枠にはめただけであって、世の中はすべてグラデーションの世界。例えばピアノはドレミファソラシドと鍵盤がわかれているけど、「ミ」と「ファ」の間、「シ」と「ド」の間には黒鍵すらない。でも確実にその間の音は存在している。

後から人間が枠をはめたものから外れたものを取り込むことが多様性ではなく、そもそも枠を外して考えることこそが多様性なんではないかなと思う。


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