室町時代に想いを馳せる…人生で初めて金春流のお能を見に行った話
どうも、はら匠です。
最近、お能を観に行きました。
※トップ画像は名古屋の能楽堂らしく、今回私が行った能楽堂とは違います。
じゃーん!
一人で観に行きました。
人生で初めてだけど、一人で観に行くという・・・
(出演されている方からご連絡をいただき!)
次からは小唄をやっている友達を誘うおうと思う。
■観に行く前のはら匠
学生時代に一度、歌舞伎を見に行ったことがあるのですが、
それですらわけわかんなかったので、
周りからは「歌舞伎がわかんなかったら能はもっと訳わかんないよ!」
と言われて、びびっておりました。
事前にどの演目をやるのかは分かるので、あらすじをネットで調べて読み込んでおりました。
ちなみに今回の演目は
■観に行ってみた感想
準備していたせいか、面白かった!ただ心地が良すぎて、3度ほど意識が飛んでおりました…
歩く時の頭の高さが変わらない
すごい!!舞台で歩いている人全員、頭の高さが変わらない!!!
歩き方がすごい。
調べてみると、
「ハコビ」と言われる滑るように進む方法なんだそう。
すり足ともいわれるそう。
役柄によってなんだか声の感じが違う
それと花月(かげつ)のシテ(面をかぶっている主役)は少年だったのに対し、采女と海人のシテは女性の幽霊なので、声の感じも違っていた。(役者さんはみんな違うけど)
狂言は結構分かりやすかった
観に行くまで、狂言とお能の違いも知らなかった。
狂言は、能と能の間に入るコントみたいな感じで分かりやすくて面白かった。客席からも笑い声が上がった。
「分かりやすい」というのは「聞き取りやすい」ということ。
現代の言葉に近い印象だった。
ちなみに狂言は話し言葉。お能は書き言葉だそう。
お能はかなり「~候(そうろう)」というのが聞き取れた。
そっか~書き言葉なのか!
■昔の人ってどうやってお能を見てたん?
現代は観劇中は飲食禁止なんですが、昔は食べても飲んでも喋っててもよかったみたい。それくらいフランクだったと。
(その代わり、一日中やっている)
Amazonプライムにある犬王を見たけど、近い描写がありました。
それと、江戸時代などは居酒屋?の鍋敷きにお能に出てくる小唄が書かれた紙が使われていたそう。
それに、寺子屋では「読み書き・そろばん・そしてうた」を習っていたため、みんな歌えたとのこと。
へぇ~~~
面白いなぁ~いいなぁ江戸時代。室町時代も気になるなぁ。
本当に犬王みたいな感じだったのかな~と歴史に想いを馳せます、はらしょー。
昔から知っている歌が流れてくるといいよね。
お能、興味ある人一緒に見に行きませんか?
■ちなみに余談ですが…
「お能っていったら伝統芸能だし、9ハウスだよな~」とか
「芸能は金星だよね~出演者の人たちのホロスコープってどんなのだろう」とか
やはり、インド占星術に当てはめて考えていたはら匠でした。
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