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作品の出来栄え

 私は朝には取り敢えずトランペットを吹き、鍵盤を弾き、ウクレレの練習などをする。最近ではトロンボーンも仲間入りした。
 休日も大抵は楽器を演奏し、音楽を聴き、本を読み、映画や動画を観る。またはカメラを持ってポタリングやドライブに出かける。

 いろいろやりながら、しかしいつも私の頭の中には作曲や作詞のことが在る。
そしてある時突然閃きが沸き、突然作業に入る。それは自由気ままにやって来る。
 閃くものがコンセプチュアルな時もあり、断片的な時もある。様々だ。
 出来栄えは想像しない。というか出来ない。全体像が浮かび上がるまで、トータルなイメージが出来るようになるまで、大抵の場合は自分の感覚や想像力を信頼して繋がりを大切にし、自然な感じを大切にし広げていく。
 やがて形が現れてくると、そこからさらに発展するために出来かけの作品の見える角度を変え、作業のペースを変化させ、自分の発想が自由になるために頭の中に気分転換点を作り、自分に気持ちの良い環境を作りながら同時に制作をつづける。コツコツ丁寧に作り続ける。
 そうして最終の仕上げに入り、完成に辿り着く。
 さらにこれをバンドで繰り返し演奏し、発展させる。

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 以上の工程によって今の私の作品は生まれるので、最終的な作品の出来栄えは自分の内側の感覚に寄るところとなる。
 つまり他者のジャッジに影響されることなく、自分の中の深いところでの「感じること」との対話が重要になってくるのである。
 これは自分自身に向き合うということなので大変厳しいことだとも言えるが、一方で、そこには制作の過程で得られる大きな喜びや感動が在り、それが自分の内側の宇宙を広げることに繋がるのだと思う。

 誰にも邪魔されることなく自分の作品制作に集中することが出来、それを発表するチャンスが今はたくさんある。
 本当に良い時代になってきたなと思う。

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