見出し画像

フィードバックってどうやるん?:「フィードバック入門」「実践!フィードバック」より

こんにちは、原田です。
母の「難しすぎてよくわからん」というフィードバックによる、フィードバックの話第3弾!
一旦母シリーズはこれにて終了しようかなと思います。笑

これまで、
What:フィードバックってなんなの?
Why:フィードバックはなんで必要なん?
と進めてきましたが、最後は
How:フィードバックってどうやってやるん?
をお届けいたします!


参考図書:

フィードバックのプロセス

フィードバックはパワフルな部下育成の手法ではありますが、そのやり方を間違ってしまうと、部下のパフォーマンスの向上にはつながらないどころか、関係性悪化やフィードバックに対する拒否反応などかえって悪影響が出る可能性もあります…
そのため、まずは「型」を身に着けて、ポイントを押さえることをお勧めします!

P53

フィードバックは「情報通知」と「立て直し」によって構成される部下育成の手法です。

【事前準備】フィードバックをする前に情報収集を行う
【実践】フィードバックをする
①信頼感の確保…雑談等で、相手から信頼感を得る
②事実通知…鏡のように情報を通知する
③問題行動の腹落とし…対話を通して、現状と目標のギャップを明確にする
④振り返り支援…真の原因を突き止め、未来の行動計画をつくる
⑤期待通知…自己効力感を高める
【事後フォロー】事後にフォローアップする

P52

ポイント①:よきフィードバックは、よき情報収集から始まる

フィードバックは事実を具体的に伝えることが重要です。「人・印象」ではなく、「事実・行動」を伝えられるように情報を集めることがポイントです。

P56

SBI情報を元に「〇〇の時、△△な行動をしていたから、■■につながったように見えたよ」など、あくまで「こう見えたよ」というスタンスで伝えるのがキモです!そうすることで押し付け感なく、受け取ってもらえる確率が上がります。

ポイント②:言いっぱなしにせず、行動計画を練るのがゴールである

フィードバックは伝えることが目的ではなく、軌道修正することが目的です。そのため、情報通知のあとは「立て直し」が重要になってきます。ポイントはWhat→So what→Now whatです。

P77

部下育成をされているみなさまなら、一度はご経験あるかと思いますが、「なんでこうなったの?」と尋ねて「すみません」と返ってきたことありませんか?経験が浅い人ほど、なんでを上手く説明できず怒られていることにフォーカスがあたってしまう傾向があります。これが繰り返されると「詰められる」不安から、報連相が疎かになりますます問題行動が治らないという状況が発生する可能性があります。

そのため、
・もう一度問題行動について、部下自身に振り返ってもらう
・再び言語化してもらうことで、真の原因への理解が深まる
・「これからどうするか」を自己決定させる
ことを丁寧に進めることがポイントとなります。

まとめ

フィードバックは行動の軌道修正を目的とした「情報通知と立て直し」です。
・情報通知は、事実や行動にフォーカスを当てること
・立て直しはWhy(なぜそうなったのか)ではなくまずはWhat(何がおこったのか)を確認すること
この二つをポイントに、部下育成のをパワーUPしていきましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?