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タダシさんとの思い出 2022年4月

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タダシさんは骨髄移植。もう頼れない。。。ワンオペ農業のプレッシャーに負けるな私!と思いながら眺めてたレンゲ満開の田んぼ。

4月1日骨髄移植のドナーになる子が入院する日。3人で先生から説明を聞く予定だったがタダシさんは肺炎予防の吸入薬が喉痛と痰がすごくてもどしてしまい体調不良のため後で教えて欲しいと説明は欠席。

6日。ドナーの子から造血幹細胞を成分献血のように採り始めるものの、タダシさん必要量に足りず明日も。となると、退院が1日ずれてばあちゃん配達、私は高校入学式の日。身体もうひとつ欲しい。。。念のため親戚のおばちゃんに車の手配を頼んでおく。

ドナーの子、よく頑張ってくれました。ありがとう!!
タダシ父さんからドナーの子へ。

結局6日、7日、8日と計3日にわたり採取。当初最長2日と説明を受けていて、なんとかその日程ならと別の予定調整してたので、ドナーの子に悪いことしたなというのと今後こういうことが起きないように病院側へもタダシさんから意見しといてもらう。退院が1日ずれて土曜日になったのでおばあちゃんに退院してからの移動をお願いする。4月9日ドナーとなり頑張ってくれた子が退院。

4月9日タダシさんは明日から抗がん剤治療。薬の影響でむくみ。点滴中は倦怠感とのどにヒリヒリ感。チャリこぎこぎを2分して運動不足解消。
4月13日 放射線治療。翌14日造血幹細胞移植。

電話してきた。渦の中にいると。せん妄が出ている。
せん妄で疲労困憊。
気絶するように寝る人って実は睡眠負債がある人でヤバいらしいから
もしかしたらただ寝つきがいい人とちゃうんかもやけど、そんなことも言うてられへん。
苗代の準備や鶏解体、日々のルーティンに新生活を始めたこどもらのサポートなどなど
もう一人自分が欲しい。クローン欲しい。

4月27日。血便が止まり明日から流動食かも。シャワーも浴びてきた。体力ちょっともどってきたかもとタダシさんからLINE。良かった良かった。
4月28日。ドナーの子のフォローアップ検診。白血球数の回復が悪くまた5月に血液検査をすることになったそうだ。感染症に氣をつけて。食事と睡眠しっかり!とLINE。

これからは生着を待つ日。

5月へ続く

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