食べたい物を、食べたいだけ食べてみたら・・・
みなさん、こんばんは。今日は、食べたい物を、食べたいだけ食べてみたらどうなったか・・・みたいなことについて書きたいと思います。
以前、「食べたい物は、食べ尽くした」という内容の記事を書きました ⇩
ところで、私の摂食障害の経過を簡単にまとめると・・・
自己管理の一環として、「痩せなければ」と思うようになった
⇨ 食べる物や食べる量を制限する、軽い拒食状態
⇨ 身体が耐えきれなくなって、過食+吐くまで酒飲んで嘔吐
⇨ 自殺未遂
⇨ 精神科受診+摂食障害の診断、カウンセリングも受け始める
⇨ 飲酒を控えるよう医師に言われ、再び軽い拒食状態(吐けないので)
⇨ 再び身体が耐えきれなくなって、非嘔吐過食(酒飲めないと吐けない)
⇨ 酒飲めなくても吐けるようになり、再び過食嘔吐
⇨ 毎日の過食嘔吐が辛くなり、仕事(会社)辞めて実家で引きこもり状態
⇨ 毎日、買い物、過食、嘔吐、寝る、の繰り返し
⇨ 食を、コミュニケーションツールとして捉え「普通に食べたい」と思う
⇨ 「吐かずに食べる」には、どうしたらいいのか考える
⇨ 同時に「食べたい」や「痩せたい」とどう向き合うか、なども考える
⇨ カウンセリングやグループミーティングでもいろいろな刺激を受ける
⇨ 過食嘔吐の回数が減っていき、今に至る
みたいな感じになります。
このうち、食べたい物を、食べたいだけ食べていたのは、
⇨ 毎日、買い物、過食、嘔吐、寝る、の繰り返し
の、実家で引きこもり状態の時期です。
これは、親の一定の理解もあって、仕事も辞めて、過食嘔吐のために(摂食障害治療のために)実家で過ごしていたので、実現できたことではあると思います(親に感謝)。
ホテルのケーキバイキング、○○全部食べたら無料、パン食べ放題、ファミリーサイズ?の2ℓアイス、コアラのマーチ・・・
とにかく、仕事しているときには、なかなか実現できなかった夢を、一つづつ叶えていきました。それも、1回に限らず、気の済むまで何回も食べました。ただし、過食嘔吐ではありましたが・・・
そんな生活が4か月くらいは続いたのかなぁ・・・今振り返ってみると、あの時、食べたい物を、食べたいだけ食べたことが、結果的に今の食欲に繋がっている気がします。当時は、そんなことを考えながら食べていた訳ではありませんが。
今の食欲とは、量は普通か、普通より食べたい気持ちはあります。ただ、○○を食べたい、みたいなのはそう強くはありません。強いて言うなら、
「最近魚食べてないから、魚食べたいなぁ・・・」とか、
「たまには○○のラーメン食べたいなぁ・・・」とか。
だからと言って、それを食べるために、必死な訳でもなく、
「今日が無理なら、明日でも、まあ、無理ならいつでも」みたいな感じです。
ちょっと前までは、高カカオポリフェノールチョコレートを毎日食べていましたが(チョコレート食べる言い訳、的な)、そういえば、最近食べていません。
また、何か月か前は、無性に何か食べたいときには、バナナチップスを、食べ過ぎと過食の間くらいの量食べていましたが、今は全然食べなくて、賞味期限切れてしまいました。
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私の経験上、「無性に」何かを食べたくて、しかも食べ続けたいのって、永遠に続く訳ではないと思っています。
みなさんは、「終わりがない・・・」って思っているかもしれません。その思いを否定するつもりもありません。
ただ、私が言えるとすれば・・・
食べたい物があるのなら、気が済むまで食べた方がいいのでは・・・
ということです。
欲求を、中途半端に持て余すと、いつか必ず「暴走」します。
こんなご時世です。「今」食べたいものは、食べた方がいいと思います。
その積み重ねが、大切な気がします。
明日が今までと同じように続いていくかどうか、誰にもわからないのです。
摂食障害真っ只中のみなさんは、おそらくあらゆる欲求を封印していることでしょう。そんな中で、食欲くらいは満たしてあげてもいいじゃないですか。
吐いたっていい。食べたい物があるのなら、思いっきり食べましょう。
その積み重ねが、明日に繋がるのです。
今日もありがとうございました。
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