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世界が違って見える、愛おしくなる「un(real) utopia」| art-016
こんにちは!
私は週1で展覧会に足を運んでいます。
今日は、2022年5月15日(日)まで東京都写真美術館にて開催されていた「本城直季 (un)real utopia」の感想まとめです。
![](https://assets.st-note.com/img/1655210363613-pTDehfOVZG.jpg?width=800)
本城直季さんのこと
本城さんは、1978年東京都生まれの写真家です。
大判カメラのアオリを利用して、ピントが合っている範囲を狭くボケている範囲を広くすることで、リアルな世界をミニチュアの世界のように映す作風で知られています。
私は展覧会にいくまで本城さんのことを知りませんでしたが、チラシの新国立競技場がすごくかわいく見えて、ほかの作品も観てみたいと思いました。
展覧会サマリ
ー基本データー
展覧会名
本城直季 (un)real utopia
会期
2022年3月19日(土)~2022年5月15日(日)
開館時間
10:00~18:00(木・金は~20:00)
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日、3月22日(火) ※3月21日, 5月2日は開館
会場
東京都写真美術館
各線「恵比寿駅」 徒歩10分
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
観覧料
一般 1,100円(オンライン販売/当日会場販売)
![](https://assets.st-note.com/img/1655210784151-ulSAsWjhkw.jpg?width=800)
ー感想ー
・興味深度 ★★
・感動度 ★★★★
・影響度 ★★★★
・コスパ度 ★★★★
①ストーリーに胸打たれる
展示室に入る前、入口にある本城さんのコメントを読んで、それだけでぐっときました。
ー 東京という場所に生まれ育ち、写真を始める前から、自分の住んでいる場所、世界に不思議な違和感を抱いていました。遠くにそびえ立つ風景は、山ではなく大きな建物の数々。毎日食べる食事のかけ離れた生産地。目には見えない、生活を支えるインフラライン。自分を支える環境が知識だけによること。
自分の住んでいる場所を知りたい、俯瞰したいというような思いが写真を撮り続ける動機であり、原動力になっていたと思います。ー
知らずに作品を観ても、きっと素敵だと感じたんだろうと思います。
ただ、裏側の、見えない思いを知って余計心が持っていかれました。
そして本城さんは、自分のことをよく知っていて、言葉にするのが上手な方だと思いました。
②新しい世界の見方を知る
作品はどれもなんでかわからないほど可愛くて、世界ってこんなだったんだ、と思いました。
実際人間の目でこういう風に見えることはなくて、偽物みたいで、でも本物の世界で。
神さまの目みたいです。新しい目を手に入れたような気持ちになって、これまで見えていた世界が違って見えて、会場を出たあとも、なんだかすがすがしい気持ちさえしました。
すごくおもしろかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1655211393486-IY90naqNBf.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1655211421661-wLWaMmVtca.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1655211458697-04He42paPS.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1655211496681-JQBmJpAaz8.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1655211537295-UVy5XLxeDf.jpg?width=800)
まとめ
何気なく見過ごしてしまうようなことを深く知ることができた気持ちになりました。
観たあとはなんだか世界が愛おしく思えます。
行ってよかったです!
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