今この文章を書いている間も私の頭の中には音楽が流れている。ちなみにMMDの動画もついでに流れている。別にテレビに映して流れているわけでもなく文章を書きながら本当に頭の中でしか流れない。割とよくある。学生時代はテストを解きながらオレンジレンジが頭の中で爆音をかましていたり社会人になった今もパソコンに向いながら事務仕事をわあっとやりつつ関係のない妄想が止まらなかったり。でも常にそうではなくて妄想にとりつかれて動きを止めてしまったり。幻視とか幻聴は幸いないのだがとにかくその妄想に没
ド鬱 ホルモン剤である程度押さえたはずなのにホルモンバランスが暴れ、仕事が立て込み、そしてほぼ7年ぶりの夜行バス移動を後悔していたころ。 現場も久しぶりなので人と話せる自信がなく、どんなにかつては仲良くしていても2ヶ月経つと一切話せなくなる頭のおかしい人間の私が、これまた特性バリバリのまま勢いで当選させた「女川ゆっふぃー祭り」のツアー付きチケットのメールを眺めていた、ド鬱のまま。 生き延びれねえ、孤独の2日間に、なりそう…いや推しのライブが主目的だから!大丈夫大丈夫!
急に思い立って、浮き沈みの激しい自分の生きづらさに名前をつけたくなり、初めて降りる駅に向かった。 人に電話する約束を忘れ、言われた指示を忘れ、毎回同じ確認事項を忘れ、メモしても忘れ、メモごとどこやったか忘れ、机も部屋も散らかり放題の、ありとあらゆる昔の自分の行動に齟齬がなかったか不安にばかりなる私が、突然行動を起こした。 朝起きて体を起こすのに20分かけ、だらだら身支度をして、家を出れば良いのに別のことをし始め、結局ギリギリに家を出て、凍った道で自転車ごと転んで負傷し、
書いた文章が消えた。 一度外部に出したやつである。下書きも残していない。掲載されたメディアごとサービスを終えた事案なので、サルベージもできない。 匿名で書いたら掲載され、まあまあウケが良く、色んな人に褒めてもらえたのをニコニコと見ていた。 中身は単なる、寺嶋由芙さんの「君も好きだったんだね、夏」に対する感想文なので、自分が書いた文章の中身がすごく良くて惜しいというわけではない。 ただ、自分が悩んで書いたもの、その時考えていたことの痕跡、が、失われるのが何だか寂しい
マジで元ツイが見つからないのだが、Vtuberの推しができて、推しが生きてる!みたいなよろこびツイートを見かけて共感が止まらなかった。 なんでも手を出すヲタクなので、私は今3タイプのコンテンツのヲタクをやっている。 同じ世界に生きる生身のアイドル、命はあれど我々の現実とは隔たりのあるVtuber、作り出された架空の存在(ちなみにアイマス)。 大きな違いは「命がどこにあるか」なのだけれど、あるから良い、ないから悪いとかではない。いずれにも違う楽しさがあって、違う切なさ
隅田川の川べりと会場の間を往復するというバカみたいな路程を消化して、私は寺嶋由芙さんに会いに、雷5656会館なる場所にいた。 なんでそんな往復をしたのかは省略する。私にもわからない。川の妖精たちに誘われたんだと思う。 そういうわけで、無駄に長い路程を歩き終えたヲタクに、さらなる試練が待ち構えていた。ホールは5階なのだ。そしてエスカレーターも存在しない。 着席ライブで鈍った体に、高嶺(物理)の花たる推しは素敵な試練をくれた。運動不足ですすみません。 のぼりきると既に開場済みの
私がありとあらゆる声の活動をやめた一因に、今の会社に就職したことがある。副業禁止がド厳しいので、疑われるのが面倒臭かったというだけ。 仕事の内容はとても暗い。黒くはない。でも客として来る人々に、私生活ではあまり会いたくない。私生活をばらしたくもない。それもまた、人の目に触れそうな活動をやめた一因だった。 ひたすら、普通の人なら触れない社会の澱にぽたぽたと水を注ぎ、いかに澱のままにしないかを考え続ける仕事である。 でも結局はたから見りゃ澱なので、それこそ家族親類に今の会
※この文章は概ねヲタクの絶叫です。読み方によってはネタバレになるような気もしますので一応ご注意ください。 というわけで聴いたぞ渋谷ハジメハロウィンボイス2022! ハロウィンとかいうイベント、現実で関与しなくなって久しいので感情移入できるか不安だったが、推しは天才なのでそんな不安など無用だった。むしろ今胸いっぱいお砂糖を詰められて咽せそうなくらいである。 先達の皆様のように可愛くおしゃれに、かつ端的に魅力をお伝えできるようなスキルは私にないので、とりあえず発狂ポイント等を書
ほんとうに突然、突然衝突した。 詳しい経緯は省くが、自分史上3度目くらいの「マイブーム:麻雀」の時期に入り、そこではまったのが「神域Streamerリーグ」。 麻雀プロと配信者さんでチームを組んで実施されたリーグ戦なのだが、これがとーっても面白かった。 当然出場なさった配信者さんにも興味がわいて、アーカイブをチラ見したり有志がまとめている非公式wikiを眺めたり。 眺めたり…している間に…あまりにも目を引く文言が現れた。 「BL」「即興」「声劇」 ゔ、と声が出た。マジ?
※この記事は以下の公式noteを読んでおくと少しは面白みが増すので、絶対にこれを先に読んでくれ。 https://note.com/yuffystaff/n/nfdf23512bd0a 読んだ?じゃあスクロールしていいぞ。あと文中で各曲に感じた年代とか適当だから許してな。 時はさかのぼって6月上旬。謎の企画が告知された。 「寺嶋由芙 オフィシャルインタビュアー募集」 要は一般人でも選ばれればアイドルにインタビューができるという企画である。選考基準は事前に考えた寺
※この記事はにわかが書いていますので、参考文献の不足はご容赦ください。 時は2017年、私は多田李衣菜のゆるいファンをやっていた。あ、今でも多田李衣菜は好き。 多分デレステのイベで「うわこの曲めっちゃ良いじゃん、円盤買お」と思ったのだと思うが、多田李衣菜が参加する「秋風に手を振って」のCDを買った。カップリングに特に目をくれず、表題曲だけを目当てに。 iPhoneに曲を入れて土日のお出かけのおともにしようと、ディスクをPCに挿し、ついでに全曲通しで聴き始めた。 目当て