見出し画像

『偽インフルエンサーの見分け方』

先日、クライアント様からインフルエンサーマーケについて
ご相談を受けたので
僕がしている『偽インフルエンサーの見分け方』を共有したいと思います。

弊社は基本デザイン会社ですが
ブランディングやデザインの仕事をやっていると
広告運用にも業務範囲が拡大する事も多く

起用するインフルエンサーさんの見極めをしてから
クライアント様へご紹介というケースが良くあり

表題にした『偽インフルエンサー問題』に直面する事があります。

もちろん成果が出なかったのはインフルエンサーさんのせいだけではなく
こちら側で立案した施策設計が的外れな場合もあるので一概に言えないのですが
今回は明確な施策設計やKPIの設定をしていてる形で話を進めさせてください笑

僕が必ず確認しているところなので
ご参考までに。

①クライアント様との親和性

基本のところですが
例えばキャンプギアの広告を出したいのに
飲食系のインフルエンサーさんにお願いしても的外れな感じになってしまいますよね。
(一概には言えないが確率的に)

②投稿センス

確認するところは3項目

1.投稿頻度
2.コンテンツの質
3.コンテンツの種類(写真・画像・動画・ストーリーズ・ライブ)

エロ系の下品な投稿だったり
写真や文章が自分自慢やそんなことないよ待ち投稿、
幸せの押し売り投稿が多かったり
ストーリーが点線状態でマイナスな言葉のオンパレードだったり、
ストーリーなのに長文で全く機能を理解してなかったり
あとは言葉のチョイスや教養的な所など
投稿者の人格的な面まで、
投稿センスはかなり評価基準としてみます。

③平均エンゲージメント数・率

普段の投稿の「いいね」「シェア」「コメント」「保存」などの
数・割合から平均エンゲージメント数・率を算出して確認します。

例えばフォロワーが1万人いてもアクションする数が平均10%以下だったりするアカウントさんは
フォロワーを買っているか全く共感されていない可能性があります。

④コメントの質

いいねやコメント・シェアなど
同性から多いのか異性から多いのかを確認します。

商品によりけりですが同性からの支持が高い方が
コンバージョンの率は上がる傾向なので
同性から支持を受けているインフルエンサーさんの方が
確実に数字に直結する感じがします。

海外の方が多い場合はフォロワーを購入しているので問題外です。

あとコメントの内容。
ただ『おはよう』とか『可愛い』とか一言ワードが乱立しているケースも
あまり良いフォロワーが付いてるとは言えないので効果の期待は低いですし
コメント買いなどをしている可能性大なので気をつけましょう。


⑤プロフィール文章のセンス

肩書きがよく分からない・何の職業が分からない人は要注意。

マルチ系の痛い情報発信をしているアカウントの方に多いですが
肩書きが凝りすぎて何がなんだか分からない人。

美容家・モデル・ライフバランスビューティクリエイターみたいな笑
チョコプラのYOUTUBEでやっている
ビジネスライフコンディショナーと同じようなもので
何も意味はなしてないです笑

なぜかフォロワーが多いので惑わされてしまいがちですが
フォロワーはほぼそのマルチの一族なのでお気をつけくだい。

⑥過去の「PR投稿の」エンゲージメント数・率

例えば過去のタイアップの実績を見るなど、それだけでなくそのコラボレーションがどれだけ影響力があったかなどといったROIの指標を実際に数字で見た方が良いです。

てっとり早い方法はインサイトのスクショの提示をしてもらうのが良いですかね。
数字は裏切らないので直ぐ化けの皮が剥がれます。

月収3ケタとか満足度90%とか半年でフォロワー何万人とか確かな数学を出さず未だにこの手法でうたってるアカウントさんは時代遅れでセンスが無さすぎなので信用出来ないので見送る方が良いと思います。


以上、僕が確認している6つの項目です。

参考まで!


画像1

想いつなぐデザイン株式会社 代表取締役。
主に飲食店様にデザインをご提供・ブランディングに関わる事をメインに活動してます。Iam me.「感性をそのままストレートにデザイン・表現したい」そんな想いで活動しています。余談ですがABEMAのセカンドチャンスウェディングという番組に出演してました。『あ、その時のあの人だ。』と思った方は是非何かしらのSNSをフォロー頂けますと嬉しい限りです笑


■■YOUTUBE■■
https://bit.ly/2yhYqEx

■■日常の呟き■■
https://www.shingoharada.com/journal/

■■WEB■■
https://www.shingoharada.com

■■COMPANY■■
http://www.omoitsunagu.design

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?