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【レストラン探訪】Klike's Khinkali【トビリシ】

Googleマップを見ていて「ヒンカリ専門店!?」と気になってレビューを見てみると評判がいい。ということで突撃してきました。

結論、非常におすすめしたいと思えた店なので、備忘録も兼ねるかたちで紹介します。

<Klike's Khinkali>

そもそもヒンカリって?

ヒンカリ(ジョージア語:ხინკალი)は、見た目は巨大な小籠包、味は水餃子といった感じのジョージア料理です。

ジョージアの飲食店は地下にあることが多く、写真撮影が難しい…

中身は肉や玉ねぎ、塩胡椒などがベースになっていますが、地域・家庭・店舗によって様々なアレンジがあります。ジョージアに来て複数回食べていますが、サイズから何から本当に店によって違うな〜と私も実感しているところです。

「なんでこんな中華っぽい食べ物がジョージアに?」と不思議に思ったのですが、13世紀の蒙古襲来(と日本以外に言っていいのだろうか笑 まあ、モンゴル侵攻ですね)時に入って来た食文化という説があるそう。

書籍やネットで度々目にする情報なんですが、これってどの程度信ぴょう性があるんでしょうか。

ちなみに、ヒンカリは1個あたりの値段がメニュー表に書かれていますが、基本的に注文は5個以上でしかできません。5個程度なら女性もいけるかなとは思いますが、ヒンカリ以外にあれもこれもと頼むとた大変なことになります。

この店のヒンカリは1個1.80ラリ

ヒンカリの食べ方

ヒンカリは頭に見えるすぼんだところを持って、小籠包のようにまず中の汁を啜ってから食べます。ちなみにこの頭に見える部分はジョージア語では「しっぽ」らしいです。

しっぽは残す。勿体無いと思ったが、かたすぎて食べられないかも

そう、しっぽなので、こちらを下にして、一見底に見える平らな部分を破って食べます。

小籠包のようにれんげがあるわけではないので、こぼさないためには必然的にこういう食べ方になりますよね。

Klike's Khinkaliでは、ぜひOur Specialを食べて

さて、本題のKlike's Khinkaliのヒンカリですが……絶対食べてほしいのはOur Specialです。

オーソドックスな見た目のOur Special

私はこれを食べた時、家で作る水餃子を思い出しました。

我が家では年末に餃子を手作りしてその日に水餃子、正月に焼き餃子にして食べるんですが、その水餃子と同じ味で、汁たっぷりといったかんじの味でした。

皮がプリプリ。来た瞬間、熱々のうちにたべないと! と思う見た目でした。

おそらく合挽肉、玉ねぎ、塩胡椒程度のシンプルな素材なのではないかと思います。

だからこそ、美味しさがよくわかる……。

実家の水餃子だと醤油が欲しくなるんですが、それより少し味付けが濃いめなのか、何もつけずに十分おいしいんです。

ツルツルプリプリで食べやすく、ペロッと5個食べてしまいました。

パクチーやピリ辛がお好きならマッシュルームもおすすめ

店員さんにおすすめを聞いたところ、「辛くてもいいなら、僕はマッシュルームが好き」ということなので注文。サワークリームをつけると美味しいということなので、アドバイスに従いサワークリームも注文しました。

巾着みたいな見た目のマッシュルームヒンカリ

マッシュルームのヒンカリは、袋の部分にもひだ(?)がある細長い形。

こちらは確かにピリ辛で、結構パクチーの味が濃い目でした。そしてサワークリームをつけると本当に美味しい!ピリ辛・パクチーの味・サワークリームでスッキリの三重奏で、クセになる味です。

トビリシでヒンカリを食べる機会があったら、ぜひトライしてほしいです。

店の入り口には、ヒンカリの食べ方が

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