見出し画像

不自由でいることも自由。

様々なことから自由になりたいと思っているのに現実はいつも反対だ。親やパートナーから自由になりたいとあがいても、結局、逃げられない。こんな会社やめて、フリーになるんだと宣言しても、いつまでも残っている。数多くの人が自由へ向かえない。

不自由な身分の方が、実際のところ楽である。今の状況下に置かれているのに慣れている。

新しい自由な世界は怖いのである。

自由な環境は、とても孤独だ。寂しいものだ。本当に未来を想像すれば恐怖だ。それが自由の一面である。

とくに若い時ほど、ひとりぼっちを感じる。だから、不自由から逃げられないのである。

一度自由になっても、状況が自由であればあるほど、自由から逃げたくなることは誰にでも起こる現象だ。

家から放り出された子どものように、恐怖の世界を味わうことは嫌なのである。

もし、飛び出す勇気がなければ、その場にいてもいい。
短期間だけ飛び出してみて、ホームシックにならなければ、それからでもいい。
今別れられないとしても、その時が来ればすんなり別れられるものだ。
会社を辞めたいけれど、金銭的なことで辞められないなら、いつまでもいていい。

辞めなくても、今のことを続けながら違うことができる、そういう世の中に変わってきている。だから大丈夫なのだ。

ぼくは今のところ自由だ。ぼっちだが、どこかにいけばおしゃべりはできる。誰かと飯を食いに行くこともできる。孫に会うのも楽しみである。

先のことはあまり考えすぎないようにして、自由を楽しんでいる。
仮に自由から逃れても、それもまた人生だと考える。


#エッセイ #コラム #人生 #自由 #フリー #仕事 #人間関係 #コミュニケーション

読んでいただいてありがとうございます。 サポートいただけるとほんとうに嬉しいです。 記事作りの役に立てたいと思います。