どうしようもないリスト
生きていると、どうしようもないことはあるものです。自分の身に降りかかること、他人の身に降りかかる(かける)こと、予期せぬこと、想定外のこと、想像を絶することなどが起こります。
身内をなくすというのも、どうしようもないことの一つです。病気なら尚更です。どうにもしようはないのです。しかし事故や事件に巻き込まれたら、なかなかそうは思えません。後悔したり、恨んだりするものです。
それでも、元に戻らないから、どうしようもないことリストに放り込まなければなりません。自分の手では負えないものは、この「どうしようもないリスト」にいれておいて、整理していくしかないです。
このリストがあるから、生きていけるのです。リストがなく本体に蓄積されると、自分がバグることがあります。いつのまにかここぞという時に邪魔が入ります。例えば、彼との別れの気持ちを溜め込んでいると、新しい恋人ができなかったり、結婚の踏ん切りがつかないものです。
仕方ないんだからと、どうしようもないリストに入れておけば、客観的に見ることが少しはできます。時間が経てばリストの下位の方は忘れることも可能で、整理されていくでしょう。
完全に忘れることは不可能でしょうが、諦めるためにも本体じゃなく別のリストにし、フォルダに入れ鍵をつけてパスワードを設定し、そのパスワードを忘れてしまいましょう。二度と開けられることはありません。
大切なのは、いくら悪いことでも、そのなかにはいいことが含まれているものです。陰陽とはそういうもので、絶好調の中にも不調が含まれていて、その少しの不調があるからこそ、好調を維持できるのです。
時間が経ち、いい思い出だけを残すようにしていけば、人生を楽しく生きられると思います。
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