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「投資」と「消費」
このタイトルで連想されそうなのはお金ですが、時間のお話です。
「投資」と「消費」。この言葉について少し前からよく考えています。どちらも聞いたことはある言葉なのですが、とりあえず意味から調べてみましょう。(goo国語辞典さん参照)
・消費:使ってなくすこと。金銭・物質・エネルギー・時間などについていう。
・投資:利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。
なるほど。持っている資産をつぎ込むという点では同じですが、消費はただなくす、投資は利益を得る目的で、という点が異なります。というか、消費の意味にはっきりと「時間」と書いてあることに驚きました。
時間は誰しもが平等に与えられている唯一の資産ともいえると思ういます。この資産を「投資」しているか、「消費」しているか。この差は計り知れないほど大きいと感じています。
人生を思い返してみれば、かなりの時間を「消費」してきたと思いますが、過去は言ってもしょうがないので、これからできることをやっていきます。
最近、「時間にレバレッジをかける」という考え方に出会い、実行するようにしています。パッシブ時間を減らし、アクティブ時間を増やすという考え方で、わかりやすいのはテレビを観る時間でしょうか。
「ついているテレビを何となく流し観」ーこれは典型的なパッシブ時間であり、時間の消費です。
「観る番組を決めて、録画し、倍速で見る」-これは必要な情報にアクセスすることに特化したアクティブ時間であり、時間の投資と言えるでしょう。
これはほんの一例であり、なにが「投資」でなにが「消費」かということは、その人によると思います。
自分にとってこの時間は「投資」なのか「消費」なのかを仕分けしていくことで、将来大きなリターンを得られるのか、何も残らないのかが分かれてくるのだと思います。
NewsPicksの番組内で落合陽一さんが、「人の行動をもっとも制限することは、ひたすら映像を観させることと、しこたま酒を飲ませること。」だと言っていました。
自粛ムードの世の中で、そこに時間をひたすら消費している人は少なくなさそうですね。
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