綺麗に並べるだけが展示じゃない。
いい内容だったなぁと思ったので気になった方は是非聞いてみてください。
簡単に説明すると、ギャラリーに展示をする!!となると
額装して綺麗に並べる!
としか考えられない方が多く、ここについては確かに経験も浅いのに気を衒った展示方法を模索しすぎるのもよくないとは思うのですが、
普段あんまりギャラリーや美術館などに行かないような方は特にギャラリーや展示することに対してとても世間一般的な
ギャラリーに展示する=「額装して展示する」
って発想が根付いているのだなーと思うことがあります。
別に間違ってはいないんだけど、それしか考えられないのは勿体ないよね〜、と8月にアトリエ三月で初個展をしてもらう方とのヒアリングしてて感じました。
その方はアナログで描いたものをスキャンしてデジタル加工して出力して作品に落とし込んだりしているのですが、
そもそもプリント作品を作品たらしめる方法それ自体が結構難しいんですが、その話は一旦置いといて、
「どうゆう展示方法考えてますか?」
「プリントした作品を額装して展示しようと思っています。」
と、勿論間違いではないし、それでもいいんだけど、もっと色んなやり方がある筈だからちょっと考えてみよーかって話をしてました。
つまり、見せ方の問題ですよね。
僕はファッションとかに全く興味はないんですが、百貨店で催事するようになってから割と頻繁に百貨店やラグジュアリーブランドなどのディスプレイをよく見に行くようになりました。
勿論作品によってはビシっと額装して一点一点ちゃんと見せるような飾り方の方が良い場合がほとんどかもしれませんが、作家さんによってはたとえばまるでアパレルブランドのショップへ来たかのような作品の見せ方、グッズの陳列の仕方など、様々なアプローチ方法があるはずです。
ギャラリーで展覧会すると言うことはこうゆうことだ!みたいな正解って別にありませんからね。特にホワイトキューブのギャラリーなど、そのギャラリーにあった空間のアプローチ方法があるはずなので、
勿論大前提としてギャラリーのオーナーの了承は必要ですが、
何やったっていいんですよ。マジで。
と、言うことでアトリエ三月の何やってもいい展示5選。勝手に呟き拝借してすみません。別にここまでする必要はありませんが・・・
大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。