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【アップサイクル】どんなに小さくても、作って見せた方が伝わるし、早い!!

今日はミシン台をリメイクしたことについて話そうと思います。例に漏れず、写真が多めです(笑)。


引き取った時のミシン台

リメイクをしようと思った元々のきっかけは、常連さんから

「祖母がかつて使っていたミシン台があるのだけれど、何とか使ってあげたい。ただ、ミシンとしてだと、なかなか使いにくくて。。。」

と相談を受けたのが始まりでした。

ここ最近で、偶然にもミシン台を2台引き取ることがあったので、1つは既存のまま手入れをし、1つはリメイクをしました。

と言うことで、ここからは写真が続きます(笑)。


⚪︎ミシン台のbefore・after


引き取ってきたミシン台を。。。


分解しまして。。。


水洗いしてから、乾燥させ、錆び止め剤を塗ります。


ちなみに、1台は既存のまま残しています。


先日、古民家から引き取ってきた70~80年前の欅の床材を。。。


製材しまして!


ミシン台に取り付けて、完了!


上からのアングル


同じ欅材でも、何を塗るかで結構違ってくる。


⚪︎少しだったとしても、作って見せたほうが早い!

ちなみにこのミシン台のリメイクは、色んなお店や工房で広まっている、割と一般的なリメイク方法です。それこそ「ミシン台 リメイク」で検索するとたくさん出てきます。

ただ、それを常連さんが知っているかどうかは別問題。相談を受けた当時は、ネットで検索した写真を見せてあげて、「これ素敵!!」となったので、ミシン台のオーダーメイドの依頼をもらったわけです。

写真を見せるだけでなく、今回実際に作ったものを、今度来店された時に見てもらう流れになっています。

「ミシン台のリメイク方法がありまして!!」と、口頭で説明するより、写真を見せた方が伝わるのはもちろんですが、

実際に作ったものを、目で見て、触ってもらって、奥行き・横幅・高さなども確認してもらってからの方が、圧倒的に仕事はしやすくなります。

作り手側は、色んなものを見てイメージがつきますが、それは作り手側だけの都合です。お客さんに当てはまるかといったら、そうではない。

どんなに小さくても、一部分であっても、実際に作って見せてあげることは本当に大事で、そこにコストはかけた方が良いんです。

それに、サンプルを作ることで、今後も別のお客さんから仕事依頼が来るかもしれませんしね(笑)。

⚪︎新しく買わずに、今あるものを使ってどうやるか。。

本来であれば、ミシン台のテーブル板となる木材は、幅の広い1枚ものが望ましいです。その方がカッコイイ!!(笑)


ラワンベニヤの1枚ものとか、結構合います!(仁平古家具店 Instagramより引用)

ただ、今手元にある古材で幅広の1枚ものは無いので、欅材を繋ぎ合わせて製材してます。木材に関しては建築廃材や建築余剰材、古材がたくさん出てくるので、それをいかに活用するかが肝です。

※もちろん、買っているものもあります。タイルの目地材やボンドはその最たる例です。

今あるリソースで出せる最大限のパフォーマンスをすることで、ようやく次への課題も圧倒的に見えてきます。これがまた面白いんです、伸び代があるってことですからね(笑)。

※ちなみに、今回見えた課題は「古材の製材はプレーなーでやったほうが、絶対良い!!」ということでした(汗)。速度も精度も桁違いです。。。


まとめ

ミシン台のサンプル作成は終わり、今度は常連さんのミシン台をリメイクしてきます。その様子も今後載せますのでお楽しみに!!


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