原 徹/古民家・遺品整理・モノづくりの話

山梨県にて古民家専門の遺品整理サービス『民家の孫の手』を運営しています。遺品整理で出て…

原 徹/古民家・遺品整理・モノづくりの話

山梨県にて古民家専門の遺品整理サービス『民家の孫の手』を運営しています。遺品整理で出てきた、古家具・古材を引き取り、それらをリペア・アップサイクルしたものを店舗「孫ノ手」で販売しています。1987年生まれ。◆経歴◆理学療法士 → いちご農家 → リノベーション施工→民家の孫の手

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最近引き取って手入れした家具たちを、公開

以前、記事にしたのですが、先月から古家具類の引き取り件数が明らかに増えました。徐々に徐々に上がっていくという上昇のタイプではなく、「ガチャコン!!」と一段間上がったというのが正しくて、早くこの環境に慣れなきゃと、試行錯誤しております。 今日は最近引き取った古家具の手入れの一例を話していこうと思います。 ⚪︎最近引き取ったものはこれ 仕事柄、古民家と御蔵が専門なので、アパートやマンション、築年数がそれほど経っていない一軒家は、お断りをしています。ですが、前述の記事にも書い

    • 【書籍 キャズム】橋頭堡を築いて、マーケットに参入する!

      今回は書籍 キャズムの第3章のまとめになります!前回までの続きは、下の記事をどうぞ!! ⚪︎キャズムの時期にまずやることは、橋頭堡を築くこと! 実利主義者たちのマーケットに参入するには、まず橋頭堡を作らないといけません。限られたリソースを集中して、ターゲットを絞り、そこに集中投入する。ただ、この時期って、目の前にいるお客さんに対して「とにかく売ろう!!」というスタンスになりがちで、販売に注力しすぎて、マーケティングを怠ってしまう傾向があります。 この時期に販売に注力して

      • 【書籍:キャズム】キャズムに嵌る、最大の理由は◯◯を理解していないから!

        前回の記事の続きとなります!書籍 キャズムの要約を行っています。前回の内容は下の記事をどうぞ! 今回は、第2章をメインに、キャズムを越えるときに重要な二つの顧客層である、 ⚪︎アーリー・アダプター        (以下:ビジョナリー) ⚪︎アーリー・マジョリティー(以下:実利主義者) の特性についてと、ビジョナリーから実利主義者への層へ、アプローチを移行するときに嵌ってしまう罠について話します。 ビジョナリーの特性⚪︎他社よりも先んじるため、リスクを取る! ビジョナ

        • 【書籍:キャズム】今どこでつまづいているのか、これ読んだらわかりました😅💦

          毎日拝聴している、Voicyパーソナリティの木下斉さんの放送。今回は、「読み解く力と、言語化する力が上がると、営業力も総じて上がる」という話をされていました。 ⚪︎あぁーーーいい話を聞いたなぁ!! ⚪︎この本読んだけど、良かった!ためになった!! 講演やセミナーを聞いたり、本を読んで理解したと思っていても「要約すると、どういうこと??」と説明を求められたら、意外と苦労します😅つまり、本当に理解したわけではなく、「理解したつもり」ということ😅 自分の理解を深める上でも、読

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          【マルシェ】2日間の売り上げなどを赤裸々に公開!

          今日は「イベント出店は親和性がとにかく大切」という話をしたいと思います。 2日間出店しての売り上げや、新しく現場で得られた情報などの部分は有料記事にしてますが、興味がありましたら、そのままぜひ読み進めてください!! つい先日の10月5日、6日に小野石材店 石和展示場にて、お客様感謝フェアが開催されました。運営の方に声をかけていただき、そちらに2日間出店してきました。 ▼小野石材店様のInstagramはこちら▼ https://www.instagram.com/st

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          なんか、いつもと違って随分記事読まれてるなぁと思ったら、noteの『今日の注目記事』に取り上げられていました。こんなにハッキリと数字に出るんだなぁと腑に落ちました☀️🌝

          なんか、いつもと違って随分記事読まれてるなぁと思ったら、noteの『今日の注目記事』に取り上げられていました。こんなにハッキリと数字に出るんだなぁと腑に落ちました☀️🌝

          まずは今ある自分の強みを伸ばせ!!『ドラクエ風 武器と防具の考え方

          Voicyパーソナリティである、木下斉さん。先日、「ジブン株式会社ビジネススクール」シリーズで追加された放送がありました。今回は 「ないものではなく、あるものだけを考える思考法」 です。要するに「強みを伸ばそう!」という話です。 ドラクエ風 武器と防具の考え方⚪︎武器と防具。最初に買うものは??? 強みと弱みという話になる時、私はいつもドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)を思い描いています。私は今年37歳なので、初期のドラクエ世代ど真ん中です😂 強みを武器、弱みを防具

          まずは今ある自分の強みを伸ばせ!!『ドラクエ風 武器と防具の考え方

          端材のさらに端材で、余すことなく作っているモノ

          本日は軽めの記事になります☀️サクッと読めますので、読んでみてください! 古民家の床板や、御蔵にずっと保存されていた木材などを引き取ってきては、せっせと製材して、色んな商品に作り替えたりしています。 余すことなく使おうとしても、どうしても余ってしまう材料(端材:はざい)は出てしまうわけです。ただ、「それでも何とか何か作れないかなぁ??」と試行錯誤して、作ったのが二つあります☀️ 端材の端材で作ったモノ⚪︎コースター 一つはカップを置くコースターです。今のところ作ってい

          端材のさらに端材で、余すことなく作っているモノ

          ポジショニングを明確にすると、競合他社が味方になる。

          古家具の引き取り量が一段階上がった最近、古家具・古道具類の引き取り量が一段階上がりました。 私は古物商が集まる市場などには全く出入りをしておらず、一般の方から依頼をいただいて、引き取り(買取)をしています。 ▼古物商が集まる市場に関しては、下の記事をどうぞ▼ なので、市場と違って自分が意図したものを引き取ることはできず、「現地に行ってみてからのお楽しみ♪」という感じになります。厳密には、事前にお客さんから写真を送ってもらっていますが、行ってみると「これも引き取れますよ

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          完全予約制 古家具店のピンホールマーケティング

          先日、紹介した木下斉さんのオンラインビジネススクールでチャプターが追加されました。今回は「ピンホールマーケティング」についてです。 ピンホールマーケティングとは、「針の穴を通す」かの如く、大手企業は決して手を出さないとっっっっっっても小さい市場で領域で勝負することを言います。 「自分だからこそ⚪︎⚪︎に対して営業ができる!」など、仕組みではなく、人との繋がりや、自分の得意分野を掛け合わせるため、実行する人に依存します。言い換えれば他者が真似できない戦略です。 うちのお店

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          マルシェ出店も実はランチェスター戦略だった件

          木下斉さんのvoicyで始まった新シリーズ、その名も「ジブン株式会社ビジネススクール」。 音声での学び(インプット)と、コメントやnote、実業での実施(アウトプット)を繰り返していくという、オンラインビジネススクールが開校したわけです。多分、Voicyパーソナリティでは初の試みなのではないでしょうか? 私自身、木下さんが不定期で配信される「ズバリ相談室」をきっかけに、 ⚪︎マルシェ出店から初めて、少しずつ顧客を掴み、 ⚪︎気づいたら築200年の古民家で店舗を構え、 ⚪

          マルシェ出店も実はランチェスター戦略だった件

          全ては営業から始まる!明治5年創業の石材店に、出店することになった経緯

          ⚪︎老舗の石材屋さんに出店することに!少し先になりますが、告知になります! 10月5日(土曜)・6日(日曜)に、小野石材店 石和展示場にて御客様感謝フェアが開催されます。 昨年も開催されたということなのですが、今年はその感謝フェアに2日間とも出店させていただけることになりました🌝初出店でございます。 小野石材店様、本当にありがとうございます🙇 ▼小野石材店のInstagramはこちら▼ @stone.ono 石材屋さんというと、日常生活を過ごしているとなかなか馴染み

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          古家具の手入れと、表立って言えない話

          先日、古家具の手入れ&補修の仕事をしてきました。 実は、先月も1回行ってきましたが、水洗い+αで終わりまして😅先日、無事に完成しましたので、そちらのお話です。 まだ、最後の有料部分では、 ◆材料代・人件費・その他諸経費の話。 ◆ほぼ100%使うことになる道具はこれ! ◆もし、この家具を販売するとしたら価格はいくらになるか? ◆値付けはどうやっているのか? ◆私が絶対に剥離剤を使わない理由 を書いてあります。そちら気になる方はぜひ、覗いてみてください。もちろんそれまでで

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          小さなブレイクスルーが起こるには、自分にとって適度な〇〇があること。

          ⚪︎これどうしよう。。。からいつも始まる大抵、引き取ってから「さて、これどうやって使おうか。。。もしくはどうやって直そうか。。。」が定番になっています。 「引き取ったはいいけれど、どうしよう。。。」から生まれたコンテンツは結構あります。例えば、建築余剰材を使ったカフェトレーや、古材を使ったカフェトレーは最たる例です。 そして、今回の「引き取ったはいいけど、どうしようシリーズ」は、、、、時計です。 外見が可愛かったので、 「もう壊れて動かないとしても、ディスプレイと

          小さなブレイクスルーが起こるには、自分にとって適度な〇〇があること。

          あえて『型式の古い機械』が海外の方に買われる理由

          テーブル作成中に製材機が壊れた。。。 随分前に北杜市の古民家から引き取らせていただいた、アイアンのテーブル。 ひと目見た時から、「これは古材を張り合わせてリメイクしよう!」と決めていました。先日、ようやく重い腰を上げ、完成したのが下のものになります。 ⚪︎古材は必ず製材の工程が必要 ホームセンターで手に入る木材と違い、それぞれの古材は厚みも違えば、真っ直ぐなんてものもありはしません😂なので、必ず厚みを整えたり、真っ直ぐに加工したりする「製材」という工程があります。

          あえて『型式の古い機械』が海外の方に買われる理由

          箪笥にも色んなリメイク・アップサイクル方法がある。

          古家具、古道具を引き取っていて、ほぼ必ずといっていいほど見かけるのが桐箪笥。感覚ですが、ダントツで1位です😅 このままでも素敵なのですが、デザイン上どうしても和のテイストが強くなり過ぎてしまうので、海外インテリアとなかなか馴染みにくいという点もあります。 今回は実際にリペア、リメイクして販売して嫁いでいったものや、実際に見ていて「この使い方いいなぁー」というのをご紹介していきます。 ⚪︎自分がリメイクして販売したもの実際に私が引き取ってきた箪笥で、リメイクして嫁いでいっ

          箪笥にも色んなリメイク・アップサイクル方法がある。