第三十二番酒場⚡源蔵本店
広島の名酒場、各種定食も揃う食堂兼居酒屋。広島駅からアクセス良好で、なんと朝から呑めるという、大人のパラダイス。
■ とある休日の一例(一人で訪問)
たちまち生中でスタート、12時過ぎの店内は満席。辛うじて相席で入れました。
アテには"シャコ"と"鯛あらだき"を。
シャコは爪が一番旨い、魚はほっぺたが一番旨い。魚はアラも綺麗に頂く。
追加のお酒は、酔心の佳選をお燗で。
シャコの爪を食べていると、そっと殻入れをくれる。そして、毎度お兄さんに褒められる。自尊心が低下したときは、最高だ!
どうよ、この綺麗な食べっぷり、
釣り師の鏡、嗜みじゃね。
広島の爺ちゃんは(残念ながら直接お会いしたことはないけど、)アラを食した後にお茶を注いで啜っていたらしい。DNAには記録されないが、家族を通じた遺伝はあるようだ(獲得形質?の家族遺伝)。
締めはサヨリ。(広島名物の小いわし刺身は6月に入ってからだそう。)あわせて酔心の上撰をぬる燗でいただく。
あぁ、最高だ!
あさり酒蒸しとお銚子もう一本と行きたいところだが、深追いは禁止だ。
まぁ、”生きていればまた来れるさ”、といつもの(健全な)酒呑みマインドで、お会計をお願いする。
シャコ:?(多分1,000円近くする)
鯛あらだき:900円
さより刺身:750円
生中(キリンラガー):550円
酔心佳選:400円
酔心上選:450円
めったに来れないとはいえ、一人で訪問した割にやり過ぎた感あり。
(一昔前からすると)随分値上がりした印象があるけど、必要な値上げはどうぞやっていただいて、お店を長く続けて欲しい。
あぁ、にしても地元民が羨ましい。
■ 源蔵本店の概観
食堂兼居酒屋、といった面持ち。一人新聞を読みながら定食を食べているおじさんもいるが、圧倒的に呑んでいる人の方が多い。
一人客は、入って右手、TVの見える位置がオススメ。10時か13時半の地元民の邪魔にならない空いた時間の入店が吉。
テーブルにあるメニューとは別に、黒板におススメも書かれているので、要チェック(シャコは黒板メニュー)。
休日の朝は、結婚式前に一杯やっていく若者でごった返す。
平日でもお昼はごった返す。平日の方が比較的一人客が多い。何故か、スーツを着たサラリーマン風の方もチラホラ。
曜日関係なく、カープのホームゲーム時にはカープファンでごった返す。
特に家族で来るときは、開店直後の9時半(!)がオススメ。何せ全席喫煙可なので、店内モクモクすることもある。(因みに子供連れにはまだ出会ったことがない。。。)
なお、鯛あらだきは昼過ぎには売り切れる(そんなときは普通のアラ焚きと豆腐煮付けを)。ご注意ください。
広島に住んで、刺盛りと普通のあらだきを楽しんでいる人達が羨ましい。日本酒も、広島の酒が純米大吟醸〜普通酒までラインナップされている。一人客も、広島弁をあてに楽しめる、広島最強酒場である。
ただし、友人等と2人以上で訪れたほうが確実に楽しい。友人とも何度か訪問したが、料理の旨さが2倍以上に感じた。
■ 基本情報・周辺情報
まずもって、広島駅から徒歩4分とアクセス良好なところが良い。
更に、9時半から開店という驚異の営業時間で、朝からイケる。
寿司や丼もの等、ごはんものもラインナップされているが、折角なので近所の"陽気"か"かばちや"でラーメンもいい。"こうちゃん"まで行くと〆が長引く。因みに駅前の陽気はなんだか近代的な感じなので、出来れば(昔ながらの感じが好きな人は)江波、大手町、横川の方がいいかも、です。
街中のそごうに隣接するバスセンターにも支店がある様で、いつか行ってみたい。
おしまい
悶絶酒場リスト(暫定)はこちら👇でご確認くださいm(_ _)m
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