Cheap Chicにお遍路旅 ～18切符で高野山2023春～ DAY4
カブに乗っての四国お遍路に続いて、今度は18切符で高野山へGO！実にチープ・シックでおススメです。
Day4（三ノ宮～小倉）☜今ここ！
Tips（執筆中）
□ Day4: 三ノ宮～小倉
距離542km、乗車は約9.5時間
いよいよ最終日、といっても残るは小倉迄の長い長い（普通）電車旅。
ところが、、、
朝起きると、気持ち悪い。。。
完全なる二日酔い。。。
宿の朝食会場に行ってみるも、全く食欲無し。
バイキング形式であれこれ少しづつお皿に取ったものの、ほとんど箸が進まない。あぁ、折角のバイキングが勿体無い。。。
唯一、お味噌汁は胃に収まってくれた。
気分を変えるべく、風呂に入ってみるが、効果なし。流石に二日酔いでサウナは危険と思い、控えておいた。
その後、水を大量に飲みながら、再び穴蔵で回復を待つ。が、復調の気配なし。前夜に羽目を外したことを、ひたすら後悔する。
朝7時には起床したものの、結局宿を出発したのは10時頃。
やっとのことで、長い長い電車旅がスタート。
■ 三ノ宮〜（姫路～相生～岡山～）尾道
新快速で姫路まで高速で進む。
本を読んだり、スマホをいじったりする余裕はなく、ひたすら寝て過ごす。
姫路駅の駅そば（麺奇行事案）は、、、当然スルー。
お昼ごろ、岡山駅での乗り換えで下車して何か食べようにも、全く胃が受け付ける様子は無く、スルー。
ひたすら寝て過ごしたが、広島県に入ったあたりから、なんとなく回復傾向。
そうだ、尾道で、あっさり目のラーメンを食べておくか、と思いつく。
めん処みやちで天ぷら中華いっとく！？と思案しながら、尾道が近づいてきます。
ところが、車窓から見える尾道は観光客でごった返している。平日なのに、、、春休みだからだろうか。
人気店のみやちはきっと行列だろう。。。天ぷらが残っているとも思えない。。。
※二日酔いで天ぷら！？ではあるが、小生、インフルエンザで高熱を出している時でも、なぜか天ぷらうどんが食べたくなる、ちょっと変わった食性をもつ。。。
■ 尾道～（糸崎～）三原
ラーメンが頭から離れず、とりあえず尾道で下車。
流石に、背油がたくさん浮いた尾道ラーメンは回避せざるをえない。
そうだ、しみず食堂が駅近にあるじゃないか！
（因みに、みやちもしみず食堂も太田和彦さん事案。）
暖簾をくぐると、地元民らしき呑兵衛さんが数人。
時間が遅かったこともあり、ガラスケース内の料理はほとんど残っていない。流石に迎え酒をすることはないが、なんだかちょっと残念。
中華うどんにするかちょっと迷ったが、
尾道ラーメン（600円）
シンプルな、尾道ラーメン。尾道尾道していない。良くも悪くも、熱々で提供されないそのラーメンは、弱った胃にちょうどいい。
やさしいラーメンを食して、なんだか一気に回復してきた。
次の下り電車を待つ間、久しぶりに尾道をウロウロしてみたが、随分様子が変わっている（変わってしまっている）。造船所の匂い？渡船の排ガスの匂い？は昔のままだし、ノスタルジックな雰囲気も残ってはいるが、なんだかオシャンティーな店舗が随分増えた印象。
そして、また西に向かいます。
糸崎と三原で乗り換えて、広島方面に向かうのですが、、、三原の乗り換えが40分ほどある。。。
無駄に回復した体が、三原駅の改札を出て何かするかな、と疼き始める。。。
■ 三原～（広島～岩国～下関～）小倉
三原駅着。
足早に向かったそこは、、、
ついに来てしまった、三原焼を食しに。。。
三原焼とは、広島焼の豚バラ肉が鶏モツに変わったお好み焼き。生の鶏モツが使われます。
てっちゃんでは、三原焼というメニューは無く、
三原焼＝モダン焼き＋鶏モツ＋玉子
がスタンダード、という事のようだ。
胃を気遣って、麺はうどんにしておいたが、結構なボリューム。キャベツと一緒に人参も入れるあたりも、いつもの広島焼と違った。
旨し！
結局、
・お店まで往復10分
・三原焼の注文から提供までに10分
・三原焼を食す時間が10分
で、40分の乗り換え時間は余裕でクリア。15時という中途半端な時間でお店が空いていたことが功をなした。
（そういえば、学生時代に18切符で日本縦断したときは、盛岡駅の乗り換え30分？で、改札外の焼肉店で盛岡冷麺を食べた。。。）
その後、何事もなく、西へ西へ。体調はかなり回復してきた。
ところがである、岩国駅での乗り換えで、、、
事件発生、、、
座布団紛失！
あれれ、何処でなくした？
戻って探すわけにもいかず、岩国発、下関行きに乗り換える。
電車の中でJRに問い合わせの電話をするわけにもいかず、明日以降の問い合わせかなぁ、等と思っていたら、
なんと、24時間チャットで問い合わせができる便利なシステムがJRお出かけネットで運用されているではないか。
このチャット問い合わせ、入力操作が結構面倒で、何処の会社だ、このシステムを受注したのは？とぼやきながら、何とか問い合わせ完了。だんだんお尻が痛くなってきた。本当に必要な時に必要なもの（座布団）が無い、というのはつらい。
そうこうしているうちに、下関着。
ここで、非通知で電話が入る。
普段は非通知の電話を取ることが無い小生だが、きっとJRだと思い電話を取る。
JRの廿日市駅からであった。
座布団は広島駅での乗り換え時に忘れたらしい。
種々照会を経て、着払いで自宅に送ってもらえることになった。
ありがたやー。
下関発の電車で小倉駅に向かう。
随分疲れてきた、お尻もかなり痛い。早く自宅に帰って、お風呂に入って寝たい。昼食を食べ過ぎたこともあってか、疲労の為か、全く食欲はない。
あぁ、今日は一日苦行だったと振り返りながら、小倉駅着。
夜遅い為、家族に迎えを頼むわけにもいかず、最後の力を振り絞って自宅まで最寄駅からトボトボ歩く。
お土産、みんな喜んでくれるといいなぁ、と思いながら24時前に自宅着。
いやぁ、疲れ果てた、もう何もしたくない、もう何もできない。。。おじさんが10時間近くも普通列車に揺られるのは流石に酷、と反省（しかも二日酔い）。
□ Day4まとめ
通常、運賃8,620円の区間が、青春１８切符で
12,050 ÷ 5 = 2,410円。。。
恐るべし、１８切符！！！
あと、食費（昼食？x2）が約1,500円。
因みに、18切符（残り2日分）は後日金券ショップにて3,200円で買い取ってもらえた。使用期限の日数があまりないので買い叩かれた感はあるが、こればっかりは仕方ない。
つづく
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