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死にいく人から学ぶ、今、変えるべき日々の生き方 ~「お別れホスピタル」~

終末医療の病棟での日々を、看護師目線で描いたマンガです。
患者たちは、限りある命を日々、ベッドの上で過ごしています。

「生きてるだけで丸儲け」
「死ぬときに後悔したくない」

多くの人がそう、思っているのではないでしょうか。
わたしもそうです。
でも、日々仕事に追われ、家の雑事に追われ、と、
毎日を過ごすうちに、なんとなく月日が過ぎている、
そんな方も多いと思います。

そんなこと、あんたに言われんでもわかってるわ、と
いわれそうですね。
それに、そんな現実を言われたくない、うれしくない、
と、目を背けたい系の人もいるかもしれません。

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でも、たかがマンガですが、
他人の生き方から感じることはできます。
きっかけは何であれ、それで変化が起き、結果が変わればいいんだと、
思うようになりました。


読んだ本では、
巨額の富を築いたものの、遺産分配で自分を利用しようとしているのではと
親族らへの不信感を抱く女性の話がありました。

死ぬ間際に、権利書を細かくちぎり、それを食べてしまい、
複雑な財産分与をめぐるゴタゴタを回避した、
自分にとって嫌な人達に、自分の分身でもある財産を与えなかった、
それで満足して亡くなった、という話でした。


また、シングルマザーの看護師でありながら
仕事のやり方を覚えようとせず、手を抜き、
入院患者が大けがをするミスを当直時に起こしながら
責任を逃れようとして、同僚から総スカンを食った看護師の話も。
(結局、仕事をやめたのですが)。


あの世にお金は持っていけませんので、
いかに、本人にとって幸せなお金の使い方をするか、や、
現役時代にどんな人付き合いをするか、
仕事に対する姿勢、同僚との関係、真摯な姿勢、生き様、と、
自分の周りでも”あるある”な話でした。

マンガで楽しく読み進められるとともに、
自分が死ぬとき、
ああすればよかった、と、後悔しないためにも、
気軽に読んで、気づかせてくれる内容です。

たまたま知って読んでみましたが、
50代になった私にとっては、ちょうどこの年代で知って
よかったマンガです。

4巻だけですが、他も読んでみたいです。

2021年2月14日読了  tomekantyou1さん、ありがとうございます。

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腹八分:(試行→成長→充実)
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