見出し画像

仕事で楽するための辞書~「4時間のエクセル仕事は20秒で終わる」~

”本を出す”って、何か特別な存在のように思っていました。でも実際の本を出した人に直接会って話を聞くと、
意外なことから本当に出版されるんだ、ということを知りました。

著者は、会社の中でエクセルの講師役をしているうちに、指導用の資料、つまり人に説明するための資料が手元にあり、その資料をまとめていくと本になった、という、普段の仕事の、会社での作業がころころと転がっていき、形になった、そんなストーリーを直接、聞きました。
なるほど、そういうことがあるんですね。
もちろん、出版に至るためには人柄や、人との縁とかあるのでしょう。

でもポイントは、「普段の仕事の延長線上」です。

画像2

人生、いろんなところにヒントやチャンスが転がっていて、
それをどうすれば生かせるか、ゆっくりと考えてみると、
転がっていくものだと思います。
著者はそれを先に体現されています。


この本は、仕事で Excel を使う方にとってはとてもヒントがいっぱい詰まっています。

著者の寺澤伸洋さんは、GAFA部長というタグ付け(今は元部長ですけれども)がされてますし、
灘高、東大卒とか、いろんな見出しがつくような人で、一歩目立った存在だと思います。
人当たりの良いお兄ちゃん(お兄ちゃんといっても失礼ですね、40代ですから)でした。
他にも本を出されています。会社員を辞め新しい人生を、フリーで仕事を始められていますので
転職とか脱サラとか興味がある方は、寺澤さんの生き方をフォローるるのもいいかもしれません。

本題の本の話ですけれども、エクセル本として手元に置いといて、何か作業する時に、
あれ?これってどうやるんだったっけ?と辞書のようにパラパラっとめくって使うのにちょうどいいと思います。
ウェブ検索して見つけたエクセルの指南ページって、ややこしい用語がいっぱいですが
この本は割とわかりやすいですし、かみ砕いて解説してくれています。
本の内容を全部が全部、覚えるというのではなく、エクセルで作業をしながら自分でやってみて覚えるというのが
一番身につきやすいと感じます。そんな辞書のような本です。

実際に本を書いた人に会って話を聞くと、どういう過程でこの本が生まれていったのか、
何をポイントにしているのかということが直接伺えたので、本に対する関心度、愛着度がわいています。
寺澤さんの本、わかりやすくていいですね。


この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします。 ありがとうございます。