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【おすすめ漫画】『DAYS』の魅力を伝えたい…!!

 『DAYS』は安田剛士氏により、週刊マガジンで連載されていたサッカー漫画である。僕はこの話を見たとき、なんて真っすぐな話なんだろうと思った。涙涙涙…。何かを成し遂げたいときにぶつかる壁とそれを乗り越えるために取り組む努力の日々。仲間との掛け合いに、真っすぐな故に感じてしまう孤独感や嫌悪感。それを含めて、全員が全員を認めて、尊敬して、受け止めて…。素晴らしい物語だと、本当に思った。
 以下、あらすじである。

走って走って走った。この日々を繋ぐために。何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。彼が西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部した時、運命は激しく回転を始める。孤独なサッカーの天才・風間陣、超高校級プレイヤーの主将・水樹寿人、トップ下に君臨するクールな司令塔・君下敦、唯我独尊系大型フォワード・大柴喜一……。クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結び始める。これは、ひたすらに熱く、どこまでも純粋な、聖蹟高校サッカー部の汗と奇跡と友情の物語!!

引用: http://days-project.jp/

 つくしは本当に本当にまっすぐで、ひた向きで…優しい。だからこそ、うまくいかない日々を過ごしていた。この物語は、つくしはもちろんチームメイトやライバルまでもしっかりと掘り下げている。もちろん、サッカーの戦術や技術についても、丁寧に描写されている。だからこそ、すごく感情が揺さぶられるのではないだろうか。

『人には活きる場所がある。』
 僕はこの物語を通して、これを強く感じた。本作では、つくしやつくしの周りが成長していく日々、Daysを見る中で多くの挫折や葛藤を垣間見る。「これはうまくできない」「私はあの人みたいにはできない…」そんな比較の中で生きている中で、誰かをうらやむことはあるが、自分にしかできないこともある。また、自分自身には見えない良いところを知っている友人が助けてくれることもある。人生ってきっとそういう風にできている。そう思えた作品でした。

 名言集も作られるほどに、言葉にも選手のプレーにも魅せられる、素晴らしい作品です。現在は『青のミブロ』を連載されている安田先生。『DAYS』はマガジンポケットからも見ることができるので、是非チェックしてみてください!!!

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