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バンコク3泊4日の旅①:移動編

2月末に友人と2人でバンコクに行ってきた。
背景をわかりやすくするために、敢えて言うならば女子旅だ。
バンコクの名物である渋滞を避けつつ、割とアクティブに街滞在を楽しめるよう計画した。

空港からは車か?電車か?

羽田からタイ航空の直行便で、バンコク着は木曜日の15時過ぎ。市内までの移動手段について、電車かタクシーか迷い、バンコク在住の友達に相談。友達曰く予測は難しいけど、週末、夕方、雨が重なると渋滞が酷くなるとのこと。特に雨の日は、車に乗る人が増えるだけでなく、道路が冠水したり穴が空いたりといったトラブルも増えるらしい。
2月のバンコクは雨季ではないし、「最近は道路も良くなって酷い渋滞も減ってきたよ」との友達のアドバイスを受けてタクシーを選択。
結果は、ほぼ成功。
バンコク市内に入ってから少し渋滞はあったものの1時間ほどでアソークのホテルに到着できた。

ドライバーとどう落ち合うか?

タクシーに乗ってからはスムーズだったけど、乗るまでは少し大変だった。
正確には、事前にbooking.comでホテルと一緒に車も予約しておいた。
「出口のところでお名前のプレートを持って待っています」と連絡が来たので楽ちんだなと思っていたけど甘かった。
バンコクの玄関であるスワンナプーフ空港は巨大なハブ空港で出口もたくさんある。1番大きそうな出口にはお名前のプレートを持っている人がたくさんいたけど、私の名前はない。
出て右側の1番わかりやすい場所には、高級ホテル専用の送迎ブースがあり、ホテルの名前がたくさん掲げられている。
その両側にはお迎え業者と思われる人が3、4人くらいでひと塊りになってスマホをいじりながら車座で座っている。ちょっとした避難所みたいにぎっしりと。よーく見るとその人たちの後ろの壁には紙が貼ってあり、アルファベットで書かれた名前が羅列されている。あれがお名前プレート???
この雑踏で自分の名前を見つけるのはとても無理なので、事前に知らされていたドライバーの電話番号に電話すると何番出口の前に来いみたいな指示があり、無事に羅列された自分のお名前プレートを発見。「これ、私!」と名前を指してアピールすると、車座メンバーの1人のお姉さんが私を一瞥したあと名前をマジックの横線で躊躇なく消し、おもむろにスマホで私と友人の写真を撮った。なんでかな?(撮るねとは言われた)

少し待たされた後に着いてこいと言われて、空港の外に出ると目の前の道は行き交うタクシーと観光客とお迎えの人で溢れかえっていた。スーツケースを持って右往左往する人、クラクションを鳴らして、ほとんど止まらずに客を乗せては走り出す車がひっきりなしで、ものすごい喧騒だ。
イメージとしてはスターウォーズの反乱同盟軍のメンバーが潜伏している砂漠の街みたいな雰囲気。湿度は高いけど。

迎えの車はどこに?と思っていると、クラクションがなり、私のことを前から知ってるみたいに呼んでいるドライバーがいる。案内のお姉さんも、あれに乗れと言う。ちょっとだけ不安になりながら車に近づき、ドライバーの名前と行き先を確認し、乗車。
おそらく、撮られた写真がドライバーに送られていたのだと思う。この写真撮影システムはタイではよくあるみたいで、後に車をチャーターした時もホテルの前で写真を撮られた。肖像権とか使用後はちゃんと削除してよね、とか細かいことを言えばきりがないけど、簡単な方法で悪くないとも思った。
車は通常のタクシーよりは大きくて快適だった。料金は日本円で2400円程度。帰りに使った定額タクシーとほぼ同じ値段だった。

結論

・バンコクのスワンナプーム空港から街までの移動は乾季かつ渋滞時間を避ければ問題ない。
・お迎えの車を高級ホテル以外に依頼した場合は、ドライバーと落ち合うのに少し苦労する。

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