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お味噌作りの丁寧すぎる説明(動画付き)

はじめに

一生見返すことのできるお味噌作り智恵袋を目指します!

手前味噌生活されてますか?

こんなに情報が溢れている時代に、わざわざお味噌作りの説明でお金取るん?と思った人、いますよね。でも、私は思うのです。

味噌作りに関して、もうちょっと親切だったらいいのにな、という記事や動画、書籍(雑誌)が結構ある。そしてそれが世に出された内容のまま更新されずにずっとそのままだったりします。

記事を読んでいて「それは勘違いしてこうやってしまう危険性あるよね」とかとか、動画を見ていて「あれ?その前にこれを言っておいた方がいいのに」とか。わかっている人はわかっているんだけど、知らない人は知らないんですよね。だから結局疑問が出て、味噌作りワークショップが仕事になります(人のことちゃうねん、私もそれで稼いでいる。)

コンテンツを作った人は、きっとお味噌作りの上手な人たちだろうと思います。嫌味ではなくお味噌作り名人はたくさんいるし、それこそ「手前味噌」だから、正解なんてない。本人が幸せであればいいのは大前提。

でも。どうして明らかに改善の余地がある記事や動画がそのままなんだろう。プロなら気づいていると思うんだけど。

それは誰も悪くなくて、構造的な問題だと思います。どこかの委託の記事だと原稿をあげておしまいで、更新には人件費など費用がかかる。綺麗で見栄えのするHPだってお金がかかってるから更新は1年に一度も無理。そして書籍は圧倒的に売れないと改訂なんて無理。だいたいお味噌ばかりなんかに時間とコストかけてられないよね。そりゃそうさ。

でも、この記事を書いている2021年1月は、新型コロナウイルスでステイホームが叫ばれ、外出してエンタメを楽しむことは制限されている状況。だったら、自宅で手前味噌を作ってみようか、と考える人も多いと思うんだ。

お味噌作りは、体を動かすし、いろんな感覚を総動員して長期間楽しめる、自分主体の最高のエンタメだと思います。
そんな人に、ぜひ手助けとなりたい。

例えば、迷子の人がいたらグーグルマップくらいは見せてあげたい。あとは、頑張って!としか言えないし、最短距離が全てとは思わないけど、見たいときに見れる、拡大したいときに拡大できる地図くらいはあってもいいんじゃないか。

だから私は決意しました。私、糀屋が責任を持って、史上最大限マックスに親切なお味噌作り知恵袋を作ろう。

以下の通り宣言します。

 私の米麹(こめこうじ=糀)味噌の作り方です。一夏越したら食べられる、ハッピー太郎醸造所主催の手前味噌の会そのものの作り方が基本です。リピーターさん多いので信頼性はそこそこあると思います。
 よくある「世界一簡単な」とか「時短の」というお味噌作りではありません。いかに毎年美味しい手前味噌を作ることができるようになるか、お味噌作り名人を増やすことを目的とした記事です。
 成長型の記事です。最初から渾身の想いで記事を作りますが、おっちょこちょいの私のことです。疑問が出てきたらぜひコメントをして頂いたりHPよりメールをください。反映させていきます。お金払って読んでくれて親切に指摘してくれる宇宙一優しい人たちのことを無下にしません。(やっぱ金?)
 動画だけでも価値があると確信しています。自分一人で撮って、編集は委託しました。だからすぐに変更できないですが、欠陥がわかった時はまず解説文を記事に書き込み、致命的な欠陥の場合はいずれ更新したいと思ってます。誤解が生まれそうならまずは注意書きに書きます。
 豆味噌や麦味噌には対応しておりません。ひよこ豆味噌、ピーナッツ味噌にも対応していません。はたまた岐阜の玉みそのようなマニアックな味噌に関しては無知です。他所さんのコンテンツをご参照下さい。あくまでスタンダードな米糀味噌の智恵袋です。

では、早速、お味噌を作ってみましょう!成功体験を積んでもらい、お味噌作りのリピーター、お味噌作り名人が増えることを願ってます!


更新情報

2021年1月24日 記事を公開しました。
2021年1月26日 「材料説明」で乾燥糀、「大豆に火を入れます」で圧力鍋の使い方、「カビ防止」で重石、以上3点追加しました。Yuko Alfronさん@ns.kojiron ありがとうございます。


味噌作りの動画(25分)

お味噌作りの動画です。25分くらいの長さになっています。どうぞご視聴ください。

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