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トレーニングの後にカツ丼が食えるか。

「休む」という言葉の定義は人それぞれだろう。

体を休めることなのか。
仕事以外の時間を指すのか。
はたまた、好きなことをしている時間なのか。

難しく考える必要はないのだろうが、なぜか気になるメンドクサい男。ごめんなさい。

誰にでも平等に与えられた24時間を、動いている時間体を休めている時間で分ける意味も、仕事それ以外かで分ける意味も、好き嫌いかで分ける意味も無いような気がする。

自分が幸せだと感じる時間、楽しいと思える時間、好きなことに使う時間が多ければ多いほど充実度が増し、その積み重ねが幸福感を生むのだということは確信している。

ところで、働き方改革と労働生産性の向上はセットだ。国のエライ人が言うのだから間違いない。

労働生産性の向上? みんなわかっているの?

仕事柄、色んな会社を支援しているが大半の人は(自分も含めて)ピンときていない。

ただ、自分が大切だと思うことに時間を使っていると、それ以外の時間が自然と効率化される。これが不思議と。

ダイエットもきっと同じで、毎日の食事制限よりも1日断食の方が効果的だと思うのは、断食をがんばったことで、その後にカロリーの高いモノを食べたくなくなるから。なんかモッタイなくて。

お金と時間をかけてジムでハードなトレーニングをした後にカツ丼は食えない。なんかモッタイなくて。

本当に大切なことに大切な時間をなるべく多く使うように工夫したら、他のどうでもいいことに使う時間がモッタイないと思うようになり、なぜだか効率や生産性が上がる。不思議な現象だ。

一時期「ワーク・ライフ・バランス」が流行ったが、大半の会社が途中で自然消滅したはずだ。少なくとも僕はそう思っている。働き方改革は失敗できない。企業の存続がかかっている。

結局のところ、成否のカギは「大切なことが明確になっているか」どうかではないのかと思う。

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