やり遂げることの大切さ
第104回全国高校野球選手権大会、
予選も始まり、夏本番になってきましたね。
千葉大会の初戦で珍事というか、
凄い記録が出ました。
千葉学芸が51安打82得点17本塁打の猛攻で
わせがくに82-0で勝利。
過去には1998年の青森大会で東奥義塾が
深浦(現・木造深浦)に122-0で勝利したという
記録があるらしいが、それに迫る歴史的大勝。
負けた「わせがく」という学校は、
早稲田予備校の系列の通信制高校らしい。
正式な野球部員は7人のみ。
助っ人選手を加えて何とか単独チームで
出場することができたチーム。
負けた学校のピッチャーはかなりつらかったと思いきや、
主将の前田陽亮捕手(3年)は
と納得の表情だったらしい。
田村監督も
と話しておられ、、今世の中が、
学校のクラブ活動を廃止しようという話もある中、
こういう話を聞くと、やはりスポーツというのは
大切なんだなぁと感じました。
監督さんも、試合放棄せずに、
子どもたちに最後までやらせたことも素晴らしい。
良い思い出とはならなかったかも知れないけど、
やり遂げたことは立派です。
通信制ということで
なかなかみんなと会えない環境で、
数少ない仲間と時間を共有できる
すばらしい時間だったのではないでしょうか?
「苦しくても諦めない」
「辛くてもやり切る」
といった今回の経験が、
結果として成功体験となり人間育成において
非常に有効になったであろうし、
子どもたちが将来大人になった時、
この時のことを思い出せば、
なんでも乗り切ることができるのではないでしょうか?
また、わせがくの選手たちは
これを戦い抜いたことで10年後、20年後に
笑い話として、美味しいお酒が飲めそうですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?