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これらの時代の先駆け全国初の公立小中高一貫校
今年4月、
東京都立立川国際中等教育学校附属小学校が開校。
全国初の公立小中高一貫校として注目され、
一般入試の倍率は約30倍にもなったそうです。
東京都としても新しいチャレンジのようです。
この学校が、掲げているものは、
高校卒業後の姿として“高い言語能力を活用して、世界の様々な人々と協働するとともに、論理的な思考力を用いて、諸課題を解決し、様々な分野で活躍する人材”
ホームページに掲げてある言葉は
世界に一番近い学校
人生を豊かにするチャンスはここにある
教室の窓には「Be a Pioneer(開拓者たれ)」と書かれているようです。
中でも、目を引くのが、
通常より1千時間以上多い外国語学習
「語学力とそれを支える言語能力」です。
英語は習熟度別にクラスを分け、
個別最適化を図ってるとのこと。
また、小学校では、特別活動等を通じて
英語以外の6言語
(韓国語、中国語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語)
と出合い、自分とは異なる文化や暮らしについても学べるそうです。
こういうご時世なので、
私学より公立をのぞむ人は、
今後も増えることを考えれば、
東京都の取り組みはすばらしいことです。
いつも行っていることですが、
年齢別のできるできない関係なしの学年進級という、
最悪の日本の教育システムも、
ここでは、習熟度別にクラスを分けるという新しい試み。
実際に、成功するかどうか、
真価が問われるのは、まだまだ先の話ですが、
このような学校が増えていけば、
日本の将来もまだまだ明るいような気がする。
実は、広島県にも中高一貫ですが、
県立のユニークな学校があります。
広島県立広島叡智学園
「グローバルな視野」と「地域に根ざした心」の双方を大切にし、主体的に学び続ける「ラーニングコミュニティ」を形成する
社会の持続的な平和と発展に向け世界中のどこにおいても地域や世界の「よりよい未来」を創造できるリーダーを育成する。学びの変革」の目指すべきモデルとなる
一人一人の生徒が主役
ここでは、「教師が教育を提供する側、生徒は教育を受ける側」ではありません。「教師も生徒も、一緒に教育を創る側」。生徒一人一人の「こんな学校にしたい」「こんな授業にしたい」という想いが、この学校を創ります。
失敗こそ最高の学び
「正解」か「不正解」かしかない「テスト」ではなく、「成功」も「失敗」もある「プロジェクト」へ。「不正解」は人が決めます。しかし、「失敗」は自分自身が決めるもの。大切な「成長のきっかけ」である「失敗」を、子供たちから取り上げる「過保護な教育」は、この学校では行いません。
少しずつですが、教育というものも見直され、
それを真剣に考えてくれる都道府県もあります。
まだまだ、受け入れ人数が少ないのが難点ですが、
これからの子どもを育てるにあたり、
親は、このような情報もしっかりと勉強していく必要があります。
親は、現代と未来とを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。
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