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子どもの心変わりはなぜ?

普段絶対に食べないものを欲しがる子どもに

「これ本当に買うの?食べないでしょ?」

と聞いてみても「絶対食べる!」と力強い返事が。

そこまで言うならと思い買って、

料理したらいらないの一点張り。

やっぱり「いらない…」とションボリ顔に。

この心変わりって一体どうしてなのでしようか?

もしかして料理したのがダメだったの…?

2歳くらいの子どもに良くある話です。


「欲しい→いらない」の心変わりの正体とは?

「欲しいと思ったものの形が変わると興味がなくなってしまう」

ということは、食べ物でよく起こりがちだと思います。

いつもは緑のピーマンなのに、

オレンジや黄色のピーマンみたら美味しそうに見えますよね。

また、パッケージのデザインなども影響するでしょう。

とくに食の細い子は、食事の際に見た目で判断してしまい、

ダメだと口に運ばないこともよくありますよね。

また、

「買ってもらうという目標が達成出来たから興味がなくなった」

ということもかんがえられます。

これは、普段からちょっと甘やかしすぎかも。

ママを説得し「言うことを聞いてもらえた!」

ということがゴールになってしまっている場合は、愛情不足なのかも。

この時期は第一次反抗期と呼ばれる時期で、

自我の成長期です。

そのため、自己主張が増えるとともに、

自分で何かを決断することを好みます。

それに伴い「〇〇が欲しい」「〇〇はいらない」

という自分の欲求を外に出す発言が増えるのです。

先に述べたように、子どもたちは「

今どう感じているか」を最優先するために、

「さっき欲しいと言った物が、今はいらない」

ということが起こりやすくなります。

子どもたちの「欲しい→いらない」の心変わりは、

先の時間の自分がどう思うか?ということを想定せずに、

今欲しいものに目を向けているから。
さらに、一度「欲しい!」と思った物でも、

その形が買った時と大きく変わることで興味がなくなってしまったり、実はママへのおねだりが成功した時点で目標達成…というパターンも。

もちろん、パパママを困らせるために

わざといらないものを欲しがっている…というわけではなく、

「今欲しい!」と思ったものを

「欲しい!」と言えることは成長の証だが…

果たして自分の興味がこの先も続くか?

というところまで考えて買い物をする

大人たちとは違うのが子どもたちなのです。

ではどのように対処すればよいのでしょうか?


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