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絶対に言ってはいけない言葉!「ダメ! 」

おすわりが
できるようになったころ、

「やけに静かだなぁ」と
振り返ると・・・・

ティッシュを1枚ずつ、
箱から引っぱり出していた・・

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トイレットペーパーが、
見るも無残にくしゃくしゃに・・・

なんて経験をしたことのある方は、
誰しもあるのでは(笑)

我が家はカバンから
財布を取りだされ、

1万円札がビリビリに
破かれたことも・・・(笑)

親からみると

「いたずら」です。

しかし、
子どもからすると、

すべてが、
「学び」なんです。

子どもは「いたずら」が大好きです。

言い換えれば、
「学び」が大好きなんです。

大好きなことを

「ダメ」と言われたことほど、
無性にやりたくなってしまうもの。

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例えば、

雨上がりの道端で
水たまりを見つけ、

水たまりにジャンプし、
ビチョビチョになり、
ドロドロになり、、、

子どもは超楽しいのです。

ところが、
親は、、、、、

想像するだけでも、
洗濯や後片付けのことを
考えてしまい、

「ダメ」と言いたくなりますよね。

「ダメ」と言ったら、
いけないと思っている人は、

ちゃんと理由付けして、
言い聞かせねばと思い、

そんなことをしたら
周りの人の迷惑になるからダメでしょ!

結局最後にはダメ(笑)


服が汚れるからダメ!

結局最後にはダメ(笑)


こんなにぐちゃぐちゃにして、
誰が片づけるの!


子どもにしてみれば、
だから何なの?????

当然ですが、
1回や2回の注意で
わかるような相手
ではありません。

ダメと言われても、
同じいたずらを繰り返し、

何度も同じように
「ダメ」「ダメ」と
言うことになります。


そのうちにイライラしてきて、

何度言ったらわかるの!!!

となり、、、、


最後には感情的に
怒鳴ってしまったり、
手が出てしまう方も
いるかもしれません。


しかし、
結局のところ
自己嫌悪に陥る……。


だったら、

「ダメ」って言わなければいいのです。

更に、
「ダメ」の不思議な話。

子どもの未発達の脳には、

行動を止めたり、
抑制する回路がない
そうです。

だから、いくら「ダメ」といっても、
止められていると思っていないので、

いくら言っても同じことを繰り返すのです。

そこを強制的にストップさせると、
その回路が壊れてしまい、

将来的に、
おかしな人間になってしまうのです。


そもそも、
ティッシュで遊ぶのは本能から。

本能は、無理に矯正するのは
しつけではない
ということです。

理想の子育ての仕方について
モンテッソーリ教育という
教育法がありますが、

そこで言われているのが、

----------
私の子育ての時は、
こんなことは知りませんでした(笑)

今振り返り勉強してみると、

なるほど

こういうことだったんだ
ってわかりました。
---------

こどもには敏感期といって、

ある能力が発達する期間が
ある程度決まっていると
言われています。

敏感期にも種類があり、


1.言葉の敏感期 ... 文字や言葉に興味を持つ時期

2.秩序の敏感期 ... 同じ行動、同じ洋服がいい!とダダをこねる時期

3.感覚の敏感期 ... 五感の成長をする時期。

4.運動の敏感期 ... 歩く、運ぶ、持ち上げるなどの運動をしたい時期

5.数の敏感期 ... 数を数えたい。自分の年齢を数えたりしたい時期

6.文化の敏感期 ... 車や国旗など色々なものに興味を持つ時期


ティッシュで遊ぶ本能では、

取り出してしまうのは、
感覚の敏感期に当たります。

取り出す時に使う
3本の指が発達する期間

舐めることによって、
味覚が発達する期間

生物としての基礎能力を
身につける上で

とても大切な行動なのです。

だから邪魔しては
いけないんですね。

変な話、2~3才の時に、
ティシュを引っぱり出すいたずらも、

中学生になってすることは、
あり得ないでしょう。

そう考えれば、
無理に止めることは、
必要ないわけです。


いたずらっ子に見えて、

実は一生のうちに
少ししかないとても大切な時間です。


見方を変えると、
子どもの成長を楽しむことができます。

ここが大切なところです。

大人目線で、
物事を考えない。

大人からみて、
「ダメ」は、

子どもの成長を
止めていることになります。

親は子どものいたずらで、
親も一緒に成長する
ことが
大切なことなのです。

最初にお話しした

「勉強しなさい」と

言ったことがない我が家、

実はここに通じるものがあります。

続きはまた後日、、、


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