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「暴走する大人」の子ども時代ってどうだったのでしょう?

結論から言えば、
幼児教育でつまずいた人の末路です。

ニュースを見ていると、
最近はこれだけドライブレコーダーがついていて、
常に録画されているにもかかわらず、
あおり運転事件多いです。

新型コロナウイルスで、
世の中がみんなマスクして当然だと思う場所、
飛行機の機内でもマスクせずにトラブル議員さん。
(この議員さん面識があるだけにちょっとビックリ)
また、理由なき無差別の殺傷事件もなんだか多いですよね。

「どうしてそんな馬鹿なことをするのだろうか?」
と不思議に思うような事件が多くないですか?

弁護士ドットコムのにこんな記事も。
ホテル備え付けのケトルで「カニ茹でた」宿泊客、
損害賠償を請求されて「困惑」。

凄い発想ですよね。普通の人だと思いつかないです。
ケトルって、部屋で湯を沸かして、
お茶やコーヒーを入れるためのもの。
1万人に聞いても、この相談者以外は、
ケトルの通常の使用方法は「お湯を沸かすこと」と答えるでしょう。
部屋ににおいがついて、
消臭業者を入れた代金1万7000円と
ケトル代5000円を求められたという。

それに対して、おかしいという感覚が不思議です。

こういったよくわからない行動をする大人が
生まれる背景には、何があるのでしょう?

単純に、ごく普通の人から見れば、
こういう行動する人に対しては理解に苦しむと思います。

ある精神科の先生によると、
そんないわゆる“厄介な大人”たちは、
実は「生きづらさ」を持った子どもたちが
そのまま大人になった可能性もあるかも
しれないと言われています。

かつて「軽度知的障害者」と定義されていた
IQ70~84までの、さまざまな困難さを
抱える人々のことです。

現在では、「境界知能」
(「知的障害グレーゾーン」ともいう)というらしい。

驚く数字は、この「知的障害グレーゾーン」は、
実に人口の約14%(日本では、約1700万人)に相当します。

小学校の1クラス35人中、約5人です。

この障害程度の軽い軽度知的障害やグレーゾーンは、
日常生活でさまざまな困難に直面しているにもかかわらず、
健常人と見分けがつきません。

さらに軽度といった言葉からもわかるように
「支援もあまり必要でない」と誤解されるため、
支援を受ける機会を逃してしまうのです。

この「生きづらい人々」が、
子どものうちになんの支援も受けずに
そのまま大人になったとしたら、
どのような行動を取るかということです。

さまざまな局面で、
トラブルにつながる大人になってしまう
可能性があるかもしれません。

子どもが学校にいる間は先生の目がまだ行き届き、
なんらかの支援を受けられる可能性もありますが、
学校を卒業するともう誰も目をかけてくれません。

しかし、ここにも問題があり、
日本で子どもの人口が減少する中、
「発達障害」と呼ばれる子どもは
増え続けているという現実があります。

2006年に発達障害の児童数は7000人余りだったが、
2019年には7万人を超えています。

それに伴い、子どもへの向精神薬の
処方も増加しているというから怖い。

不注意と多動、衝動性が特徴とされる発達障害の1つ
ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されたりすると、
授業の妨げになるので、教師が薬を勧めるというのです。

最終的に、特別支援教室へと送り込まれるのです。
本来であれば、先生や周りの子どもたちが
支援してあげるべきなのでしょうが・・・。

そんな状況で大人になっても、
日常生活を送るうえでは、
一般の人たちとなんら変わった点が見られないのです。

友人とショッピングや飲食をしたり、
コンサートに行ったり、運転免許を取ったり、
簡単な仕事はできたりと、通常の生活はできるため、
「生きづらさを持っている人」として
気づかれることはほとんどありません。

しかし何かトラブルやいつもと違うことが
起こったりすると、様子が変わります。

これは、「生きづらさ」を持った子どもたちが
そのまま大人になった姿ではないでしょうか。

不器用な子どもたちは、成功体験が少ないため、
なかなか自信を持てません。
そのため彼らの心はガラスのように繊細で、
傷つきやすい存在でもあります。

そんな大切に守ってあげないといけない子どもたちが、
学校や社会の中で気づかれないどころか、
反対に傷つけられ、いじめ被害にあったりして、
引きこもりや心の病になったり、
場合によっては犯罪者になったりしてしまうのです。

学校で気づかれないことと同様に恐ろしいのは、
大人が心配して病院を受診させ、
診察や検査を受けても、医師から
「問題ありません」と言われた場合です。

一度「問題がない」と診断されてしまうと、
教師や保護者はそれを信じます。
すると通常の子どもたちと
同じ扱い・評価をされてしまいますが、
実際にはなかなかついていけません。

そういった子どもが問題を起こすと、
「やる気がない」「怠けている」
「ずる賢い」「気を引きたい」
「親の愛情が足りない」といった
残酷な見方をされてしまいます。

小年少女たちが非行に走るのも、
こういった事情があるのかもしれません。

こうやって考えてみると、
幼児期に作られるIQは大切なことなのです。
諸外国は国の政策の中で、
幼児教育に力を入れるのも納得です。

ところが、日本はと言えば、
落ち込み始めた経済政策ばかりで、
幼児に対しても、補助金を出し、
親が働ける環境づくりに力を入れます。
本当の意味での幼児救済ではないです。

3歳までに出来上がる「脳」をしっかりと作らないから、
よくわからない行動をする大人が生まれ来ることを
理解しなければいけないのです。

しっかりと3歳までにIQを伸ばしておいてあげれば、
「知的障害グレーゾーン」の子どもたちは増えません。

だからこそ、親は、現代と未来とを
理解しているのとしていないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。


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