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夏休みの宿題「メルカリへの出品は禁止」

文部科学省が2018年8月29日、
メルカリ、ヤフー、楽天と宿題代行について
異例の通達を出しました。
宿題代行、宿題の完成品の売買についても
禁止するというのが主な内容です。

まあ、変な話、買う人がいるから、
出品する人がいるわけで、
購入する親はろくでもない親なんでしょうね。

株式会社CyberOwlが2022年7月28日に公表した
「小学生の夏休みの宿題」についての
インターネット調査では、
保護者500人に聞いたアンケート結果によると、
約9割の保護者が子どもの夏休みの宿題について
何かしら手伝った経験があるとのこと。
当然と言えば当然だと思います。
今も昔も変わりないと思います。

やはり親が手伝う宿題のトップは「自由研究」で47.5%

ただ、手伝うという内容がどこまでかということですよね。

自由研究のアイデア出しレベルであれば問題ないでしょうし、
親も一緒に自由研究をやるという
コミュニケーションで良いと思います。

しかし、「手取り足取り、すべて」というのは、
ちょっと考え物ですよね。
要は、子どもがやらないから強制的に
やらせているのでしょうが、、、、

また、子どもは受験勉強が忙しいから、
学校の宿題などやる暇がないという家庭もあるようです。
実際に、宿題代行に依頼する人たちは、
このケースが多いようです。

また、自由研究という言葉とおり、
自由で良いのだが、親の大きな勘違いで、
研究の仕方を学校で教えないんだから、
親が関わるのは当然のことと思っている人。
これは、手伝うのではなく、親が導いてあげて、
道を作ってあげないといけない。

教師側にも問題があることも。

「小学一年生は「人権問題について」の作文を
書いてくるようにお手紙がありました。」という保護者がいました。

一年生の一学期の国語の勉強が、五十音が書けること、
「てにをはへ」の勉強くらいでしょう。
その勉強だけで、作文なんか書けるわけがありません。

夏休みの宿題については、賛否両論ありますが、
せっかく親子が共通の話題を持つチャンスですから、
物の考え方調べ方、作業の進め方、
面倒くさい事も心の持ち方、考え方次第で、
親子のコミュニケーションが持てると考えるべきでしょうね。

個人的には、夏休みの宿題は、
夏休みのワーク等はその子の不得意分野のみをだし、
1学期の補習的なものにする。
読書感想文、ポスター作成、
自由研究などは選択制にして、選ばせればよい。

全ての子どもに全て同じ事をやらせる
今の教育システムが根本的におかしいと思ったりする。

特に小学生などは、夏休みは、朝はラジオ体操にいって、
後は自然と遊べばよい。
その中からの発見が大切だと思う。
あと、日記も書かせるべきだろう。
書くことがないといえどもなにか書くことはある。
将来の為に必要な力だと思う。


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