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幼児期にはジェンダーバイアスは関係ない

ジェンダーバイアスとは、
「男らしさ」「女らしさ」などの
男女の役割に関する固定的な観念や、
それに基づく差別・偏見・行動などのことをいいます。

「女の子だから」「男の子だから」という区別なく、
その子らしく得意なものを見つけて、
のびのび育ってほしい、、、。

男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく

もちろんわかってはいるけれど、
やはり、男の子は男の子らしく、
女の子は女の子らしくというのが今の世の中です。

それが当たり前なのですから、
それはそれでよいのです。

ただ、ジェンダーに対する考え方は
親がしっかりと持っておいたほうが良いと思います。

ジェンダーに対する考え方

われわれが育った頃はもちろん、
数年前と比べてもジェンダーに対する
考え方は格段に変化しています。

たとえば、小学1年生が入学式で背負う新しいランドセル。

今、性別による固定概念にとらわれない
ジェンダーレスなランドセルが注目を集めています。

かつての「男は黒色、女は赤色」から抜け出し、
男の子が赤色を選んだり、
性別で分けないブランドが誕生したり。
子どもの背中が時代を映しています。

ジェンダーバイアスを作り出すのは?

女の子が、
泥んこになるまで遊んでいる姿を見ると
女の子ならもう少しおしとやかにしてほしい……
などとついつい思ってしまうこともありますよね。

結局のところ、
ジェンダーバイアスを作るのは、親なんです。

つい「女の子なんだから」と言ってしまったことがある

娘にはサッカーよりバレエを習ってほしいと思う

女の子だったらフリルやひらひらのスカートの方がいいと思う

将来、理系や医学部に進みたいと言ったら正直悩む

親が、幼い時から男の子女の子という扱いをするから、
いつの間に女の子は女の子と洗脳されてしまうのです。

女の子だったら「ままごと」
男の子だったら「スーパー戦隊シリーズ」

何となく親が先入観的に持っていませんか?

女の子は将来料理が必要と思っていませんか?
家庭を持った時料理ができないといけないと思っていませんか?

今の時代、男の子の方が料理得意な子も多いです。
最近は男の子の趣味で、編み物も流行っているようです。

昔の感覚は、もう通用しない時代なのです。

更にこれからもっとジェンダーバイアスは、無くなっていきます。

最近の中高では制服のジェンダーレス化が急加速しています。
女子用スラックス導入が増えてきています。

学生服大手のトンボによると、
導入数は2018年に370校、2019年に450校、
2020年に750校、2021年に1,000校強にまで達しているそうだ。

幼児期にはジェンダーバイアスは関係ない

幼児期にはジェンダーバイアスは関係ないのです。

子どもたちがクリエイティブな
遊びをしようとしているのを、
大人が遠ざけてしまうのはもったいないです。

女の子だからままごとセットが絶対に必要な物ではないのです。
男の子がままごとセット欲しいといえば与えてあげればよい。

今の時代、親がまず頭のスイッチを切り替えなければ入れません。

幼児期には、男の子、女の子ではなく
「子ども」という接し方が大切なのです。

21世紀を生き抜く大切なスキルを身に着ける大切な貴重な時間です。


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