自己肯定感の高い子ども育てる方法
特に最近、自己肯定感という言葉がよく使われ始めました。
自己肯定感はとても大切な感覚です。
「自己肯定感が人生を決める!」
と言っても過言ではありません。
当然と言えば当然ですが、
自己肯定感が高い人は、
何をやってもうまくいきます。
将来子どもには
こんな自己肯定感が高い人になってもらい、
幸せな生活を送ってほしいと思うのは、
どんな親でも同じです。
では、自己肯定感の高い人と
低い人の差は何なんでしょうか?
大人の自己肯定感を高める場合、
よく言われるのが、
いろんなことにチャレンジする
小さな成功体験を積み重ねる
自分のいいところを伸ばす
悪いところにフォーカスしない
失敗にフォーカスしない
などなど・・・・
よく聞きますよね。
では、これを子どもに当てはめてください。
みんな大切なことで、
みんな正しいように見えますが、
ハイリスク・ハイリターンなのです。
これらの事はできれば〇
できなければ×という条件付きだからです。
上記のことができれば〇
逆に、自己肯定感が低い人は、
どんなに頑張ってもうまくいきません。
いろんなことにチャレンジできなかった
小さな成功体験を積み重ねられなかった
自分のいいところを伸ばせなかった
悪いところにフォーカスしてしまった
失敗にフォーカスしてしまった
できなければ×になってしまい、
自己肯定感をどんどん下げます。
うまくいかなかった時は、
自己肯定感を下げてしまうリスクがあります。
たとえばいろいろな習い事をさせるが、
なかなか長続きしない。
スイミングを習いに行くが、
25mがなかなか泳げない。
泳げなかった自分はバツ!という
価値基準で自分を判断することになるので、
いつまでたっても、
ありのままの自分を肯定することはできません。
しかし、このような子どもになるのには理由があります。
親が自己肯定感が低い人だからです。
特に、真面目で優しい人ほど、
自己肯定感は低いのです。
そうやって、周りの人の意見をよく聞いて
取り入れすぎると、自分の軸がぶれてしまいます。
自分が悪いから
自分がまだまだだから
私のためを思って言ってくれたから
もっと良くなるために必要なことだから
私よりできる人の意見だから
あくまで、他人の定義なんです。
人それぞれ十人十色。基準はあってないものです。
人の基準に当てはめようとするから、当てはまらないのです。
自分の本当の気持ち、思い、進みたい方向が
わからなくなってしまいます。
親が自己肯定感が低い人ほど
指摘やアドバイスを真摯に受け止める傾向があります。
そんな親を見て育っている子どもは、
当然、自分を肯定することはできません。
習い事が続かない⇒自分には向いていなかった
25mが泳げない⇒10mは泳げたから上出来。
「どんな自分でも、これでいい」と
思える力によって、自己肯定感は高まります。
まずは親が、「私はこれでいい」と思って、
ありのままの自分を表現した時に、
それは違うと思う
あなたはおかしい
間違っているから、こうした方がいい
等、否定や批判をされることがあるかもしれません。
特に、子どものことになると、
心が揺らいでいくのはよくわかります。
そんな時は
違うんだね
あなたは、これが好きではないんだね
あなたはそう思うんですね
と思ってください。
否定や批判をされた時は、
傷ついて落ち込んでしまうのではなく、
「違うんだね」と思うだけです。
なぜなら、相手がそれを好ましくないと言っているだけで、
それは仕方のないことだからです。
自己肯定感とは、
ありのままの自分を肯定する感覚です。
言い換えると
「自分は自分のままでいい」
「どんな自分であれ価値がある」
という感覚です。
人は皆、常識、価値観、好み、生きている前提がそれぞれ違います。
自分がいいと思うことが、相手にとっては違ったというだけのこと。
自分が嫌われたのではなく、
自分の言動の一部が好ましくなかったということ。
子どもができなかったのは、
他の人と比べたからできなかったという、結果論。
スイミングで25m泳げなかった。
コーチが泳ごうといって、泳げなかったという結果。
その子にとって10m泳げたならば、その子にとっては泳げたのです。
まずは、親が相手に合わせて、
その都度自分を変えようとするならば、
自己肯定感は下がる一方です。
自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定する感覚です。
言い換えると、
「自分は自分のままでいい」
「どんな自分であれ価値がある」
という感覚です。
親になったからには、
何が何でも子どもを守るという母性本能はすでに持っていても、
周りの言葉に惑わされて、見失いがちなのが、自己肯定感なのです。
親は、それを理解して、
子どもの可能性をうまく引き出してあげてあげれば
自己肯定感の高い子どもに育ちます。
しかし、これを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。
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