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子育て世代に知ってほしい4つのコツ/邪魔をしない

子育てに「コツ」って何?

子育てに「コツ」ってあるのでしょうか?
実はあります。

ただ、親が何も考えずに子育てしていたら、無理です。
今の世の中、脳科学も進み、
理論的に考えれば当たり前のことですら、
できていないことが多いのです。
今日は、ちょっとそんな話をしてみたいと思います。

赤ちゃんは自分で自分を育てている

まず、親が知っておいてほしいこと、
理解しておいてほしいこと。
意外とこんなこと考えたこともないと思います。
赤ちゃんは自分で自分を育てていっているいうことです。

もちろん、ミルクを与えたり、
オムツを替えたりという
お世話をしてもらえないと、生きていけません。

しかしながら、
「能力を伸ばすために」と親がわざわざ
何かをしてあげる必要はまったくないということです。

赤ちゃんの邪魔をしない

親が赤ちゃんの時に、
親がわざわざ何かをしてあげるということは、
赤ちゃんが自分でやっていることの邪魔になることが多いのです。

脳科学で分かっていることは、
赤ちゃんは自ら動くことで自分の脳を育てているということです。

赤ちゃんはおなかの中で
5~6週目くらいから動き始めます。

この時期の赤ちゃんは、まだ大脳がきちんとできていません。
それなのに、動くのです。なぜ、動くのか。

それは、動くことで脳が
つくられるからだとわかってきました。
動いて自分の体に触れることで自分の体を知り、
動いてお母さんの子宮に触れることで、
自分以外の存在を学んでいきます。生命の神秘ですよね。

このように赤ちゃんは胎児の時から、
別に親が教えなくても、忙しく“学習”しています。

この仕組みは、生まれてからも続きます。

赤ちゃんは寝がえりして、お座りして、
つかまり立ちができるようになると、
やがて歩きだします。

こうしたことができるようになるために、
親が何か教えてあげたでしょうか? 

多少は、周りで何かあることに
「できたできた」と手をたたいて喜んでいるだけです。

何も教えていませんよね。

赤ちゃんが自分で周りのものを見て、
ときに模倣し、自分で体の動かし方を発見して、
自分で練習し、自分でできるようになっていくのです。
身の回りの環境についてもどんどん学んでいます。

ところが、こうした本能的な学習をしているときに、
邪魔をするのが「親」です。

邪魔をするのは「親」です

最近は、InstagramやTwitterのようなSNSで
「#我が子のいたずら画像」などで検索すると、
思わず笑い転げそうな投稿がいっぱい見れます。

ティッシュボックスから、
次から次へとティッシュを引っ張り出す。
赤ちゃんは指でつまんで引っ張る練習をしているのに
「いたずらはしないで!」と
ティッシュボックスを取り上げてしまいます。

おむつを袋からポイポイ外に投げ出します。
赤ちゃんは、おむつをつかんで投げる練習をしていたのに
「なにしてるの!」と、別の部屋に連れ出して、後片付け。

繰り返し確かめていたのに、「やめて?」と止められてしまう。

それはいたずらなどではなく、
赤ちゃんにとっては真剣な探索的な学習で、
この時に10の姿にある

「健康な心と体」や「自立心」「思考力の芽生え」

などが育っていると思うことが大切なのです。

脳科学を理解している懸命な親であれば、
「この子は賢い子になるわ」と笑顔で見守ってあげれるはずです。

とはいえ、、、ねぇ・・・

ただ、こんなことは、
長い人生からみれば、一瞬の出来事。
3歳までの脳を明るい未来の為に
育んでいると思えば、笑い話です。

また、ワンコを買っている方なら
経験があると思いますが、
ケージの中に入っていってしまいます。

赤ちゃんは見るもの、触るもの全てが学習の対象。
親の真似だけではなく、ワンコの真似までしてしまいます。

親が夫婦げんかをしていたら、
赤ちゃんであっても、しっかり見ています。

子どもにとって、
夫婦げんかが良い影響を与えるかといえば、
絶対に悪い影響を与えます。
夫婦げんかも学習しているということです。

「思考力の芽生え」が育っている時期には、
とにかく親の行動は、
しっかりと考えて行動しなければいけません。

子どもを幸せにするのなんてとても簡単なことですよ。
親が笑顔ならそれだけで子どもは幸せなのです。
自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです


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