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DV・モラハラのやめ方②:自分に優しいセルフコントロールとは

「引き寄せの法則」を教科書として、さっそく準備体操を始めていきましょう。

自分に優しいセルフコントロール

前回、暴力・モラハラの止め方①で「セルフコントロール」が何よりも大切である、と言いました。

こちらのブログでは一般的なセルフコントロールといわれるもの(自制心)とは一味違うセルフコントロールを提案させていただきたいと思います。

それは自分自身が
不快な感情からなるべく遠ざかり、いつも楽しく幸せな気分でいる❜
ための楽~なセルフコントロールです。
*不快な感情とは絶望、怒り、悲しみ、復讐心などです。

引き寄せの法則ではよく船に例えられていますが

優しい日光が降り注ぐ中、
船を川に浮かべて、その中にゴロリと寝ころび
何も心配はない、安心して下流へと運ばれていくような

そんなイメージを思い描いて…いつもそんなリラックスした気分でいれるよう。

100%自分のためだけに行うセルフコントロール

人のためではなくセルフコントロールは
【100%自分自身のためだけに行いましょう】

例え、いま現在、自身の暴力性で人を傷つけている事に悩んでいたとしてもその被害に合っている方のためではなく
自分自身が幸せであるためだけに、自分の人生が良くなるためだけにセルフコントロールを行いましょう。

私にはこれが一番早く暴力・モラハラから卒業できた方法でした。

自分の機嫌は自分でとる

この言葉はよく目にしますし、当たり前のように思いますが
DV・モラハラ人間が一番できていないことなんです。

自分で自分の機嫌が取れないと、こんな恐ろしいことが…

●頭の中で怒りのシチュエーションを何度も反芻して更に膨大な怒りになる

●イライラするのについつい気になって見てしまい、余計にイライラとする

●キレた時は呼吸も鼓動も早くなり、頭にカーッ!と血が上り、怒りの元凶であるその人をボコボコにして成敗したくなる、殺意なんかも湧いたり…

●ボコボコにした後もご機嫌を取らせるためにしつこく謝らせ続けたりしてしまう(しかしご機嫌が直ることはない)

上記で記載した通り、頭で反芻したりイライラと覗きこんで余計にイライラしたり、自分で自分のご機嫌をとるどころか自分で自分を怒らせているんです。

私もやっていたのでとても分かります…。
怒った時の胸がドキドキする感じや、相手に謝らせる快感も癖になりますね。
とてもマズイ癖です。

プロのカウンセリングの効果:アンガーマネジメント

周りも困り果て、自分自身もマズイと思い
アンガーマネジメントのカウンセリングを何度か受けた事があります。

頭に血が上ってきたら「深呼吸をしてスーハー」、「頭の中で怒りの原因を反芻しないで~」、「少し時間をおいて」なんて何度も言われましたが、これ、無理だと思いました。

こんな事で治まるような衝動性ではないです、本当にバーサーカーモードです。

私には全く効果なしでした。
支払いも10万円を超えてしまい、ヒヤっとしました・・。

もしかしたら当時は切実さや必死さが足りなかったのかもしれませんね。
本当に、本当に切羽詰まった人には効くのかもしれません。

嫌悪感を向けてくるカウンセラーには「加害者意識が足りない!」と叱られたりもしました。

確かに、DV・モラハラの被害を受けている方々は優しい方が多いので
こちらもどっぷり甘えてしまい、全然成長しないどころか幼児退行したように我儘になってしまいますよね。

次回予告:内なる自分のお話

今回は「セルフコントロール」や「自分のご機嫌は自分でとる」というのは大切である、というお話をさせていただきました。

次回は今回の話をもっと少し掘り下げるために
内なる自分についてお話をさせていただきたいと思います。

「内なる自分」というと、少し怪しく聞こえるかと思いますが全くそんなことはなく
実践的で役に立つ思考となっておりますので、ぜひお付き合いください。

#大切にしている教え


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