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おカネの切れ目が恋の始まり 最終回

こんなに雨が降り続けると、悲しくなってきますね。

録画なので時差がありますが、「カネ恋」最終回観ました。

主人公玲子(松岡茉優さん)の過去と今回初登場の玲子のお父さんの物語と合わせて、第4話には登場しない猿渡慶太(今はいない三浦春馬さん)への皆の想いがストーリー全体で語られていきます。脚本家の力を感じます。演じたみなさんもすごいです。一緒にドラマをつくる恋の相手役に去られた松岡茉優さん、どのような気持ちを乗り越えて(持ち続けて)演じられたのでしょう。胸が詰まります。

ロボットぬいぐるみ猿彦さんもいい演技をします。
松岡茉優さん、すごく優しく猿彦さんを抱きかかえて。。。涙が出てきます。
慶太のように自由な猿彦さんを叱ろうとして、止めるところもあります。

自由奔放でお金の使い方を知らなすぎると父親であり社長である草刈正雄さんに家族カードを取り上げられ、経理部に行かされる慶太だけど、最初から愛されていた。愛されているからお金について学ぶために経理部に行かされるし、必要のない責任を負わせたくない。自由な発想で無駄なものを作り続ければいい。「あいつはあいつのままでいい」から、社長を継がせない。
草刈正雄さんの「あいつはあいつのままでいい」は、生きている時も亡くなってからも「彼(三浦春馬さん)は彼でいい」と聞こえました。

そしてお母さん役のキムラ緑子さんのセリフ、慶太のジャケットを愛おしそうに撫でながら「ママはいつだって、慶ちゃんの一番のファンだからね」は、亡き三浦春馬さんへの共演者、一個人としての声かけに聞こえるとともに、多くのファンの声の代弁に聞こえ、涙が止まりませんでした。

玲子(松岡茉優さん)のお母さん役の南果歩さんの、慶太(三浦春馬さん)が大好きも伝わってきます。慶太(三浦春馬さん)は、人を楽しませることを忘れない。
礼子(松岡茉優さん)が慶太(三浦春馬さん)の父親(草刈正雄さん)に伝えます。「母が楽しそうなんです。猿渡さんがきてからずっと。(中略)猿渡さんがいるだけで母は毎日笑っています。」というセリフもあります。

そして、「でも猿渡さんは、いつも(回想シーン)。いつも(回想シーン)。いつも優しかった。」(回想シーン)
「隣にいると気づかないけれど、隣にいないと」
(中略)
「どうしてでしょうか。どうしてか、寂しいみたいです。会いたい。みたいです。」

涙が止まらなくて、放心状態で、慶太の後輩ガッキー(北村匠海さん)の「暴飲暴食につきあってください」に付き合ってみましたが、喪失感は消えず、

慶太(三浦春馬さん)の第3話の、
「さよならしたならさ、きっと新しい、いい出会いがあるよ」のセリフを考えてみたり。

でも、天真爛漫な役でキュートな笑顔をたくさん見せてくれるこのドラマが放送されてよかったです。
恋でもあり愛でもある。   ありがとうございました。

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