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2020年9月3日 オムロンがデータ分析で継続課金?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

オムロン、顧客工場を磨く データ分析で継続課金モデルへ:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63366860S0A900C2TJ1000/

オムロンが事業モデルの転換を急いでいます。

売り込むのはデータを軸にした継続課金サービスです。

オムロンはセンサーやスイッチ、モーター、ロボットなど20万種に及ぶ製品群を手掛けています。

機器の単品売りで終わらせないことが課題です。

そこで生まれたのがデータ分析を軸にした継続課金ビジネスです。

オムロンは2017年、ファクトリーオートメーション(FA)業界で初となる継続課金サービス「i-BELT(アイベルト)」を開始しました。

顧客に納入した機器からデータを集めて分析し、継続的に改善策を提案するサービスです。

ある金型メーカーは、工作機械の加工スピードを高めつつ工具の寿命を延ばすことに成功したようです。

設備稼働データをオムロンが継続的に分析し、チューニングを続けているようです。

課金モデルを進化させるために7月、工場の頭脳とも呼ばれる「PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)」の新製品を投入しています。

これまではロボットやセンサーを制御するプログラミング言語がそれぞれ異なり、生産ラインに複数のPLCが混在していました。

しかし、新製品を使えば同じ言語で操作できるようになり、1台で複数の機器を一括制御できるほか、ロボットを動かすタイミングなどを緻密に調整できるため、従来は手作業で対応していた複雑な工程も自動化できます。

新製品を使えばより多くの稼働データを、整った方式で収集できるようになり、それらを継続的に分析することで、的確な改善提案につなげられます。

このようなビジネスモデルが増えてきていますが、オムロンのやり方も非常に面白いですね!

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん

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