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好奇心を発揮する

好奇心旺盛、好奇心豊か、好奇心に富む...
人材育成に関わっていると好奇心があることが人の成長や伸びしろに大きく関係しているな、と思うことがあります。ただその好奇心があるとか、ないというよりは、好奇心を発揮している、発揮していないという表現がフィットするなあと。

好奇心とは

あなたは好奇心ある方ですか?好奇心はあまりない方ですか?
そもそも、好奇心とは

物事を探求しようとする根源的な心。自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情を言う。ヒトをはじめ、比較的知能が高い動物でも多くの種にそれがあると思われるような行動が見られる
〜wikipedia〜

何かを知りたい、深めたい、あるモノを得ようとして探し求める欲求のようなもので、それぞれに惹かれる物事へ強い興味や関心を向けること。それらが根源的にあるという意味では、人には、もともと備わっているということにもなります。好奇心があるかないか、という質問自体がちょっと違うのかもしれません。また、人以外の動物にもあるというのもなかなか興味深いですよね。

好奇心の5つの側面

好奇心はすべての人に備わっているならば、好奇心のある、なしではなく、好奇心を発揮しているかどうか、ということになるかもしれません。

カシュダン教授(ジョージ・メイソン大学)の研究によると、好奇心には5つの側面があると言われています。以下より抜粋↓↓↓


心躍る探求
自らの成長を求めることに貪欲で、新たな情報や知識を学ぶことに喜びを感じる好奇心
欠落感
知識や情報を足りないという不足感を補うための好奇心
ストレス耐性
新しいことや珍しい物に対する不安を受け入れて活かそうとする好奇心
社会的好奇心
周りの人がどのような思考や行動を取ろうとしているのかを人と話したり、聴いたり、観察したりすることで知ろうとする好奇心
高揚感の追求
複雑で真新しい強烈な経験をするためには、物理的、社会的、金銭的なリスクを負うことも気にしない好奇心

上記でみると、私は「心躍る探求」や「社会的好奇心」の側面を多く持っているかもしれません。それらが特に対話や人の話を聴くという場面で発揮していると感じています。あなたはどの側面の好奇心を持っているでしょうか?またそれらを発揮してますか?

好奇心は守るもの

今回のこのテーマは、教育への熱い想いが伝わるひでこやさんの「教育尾小さく小さく」の記事の《好奇心は守るもの》にインスパイアされてから。
記事はこちら↓↓↓

その中で、

よく好奇心を育むというけれど、本来人間は好奇心を持って生まれてくる。それをわざわざ育もうとするのは、元々もっている好奇心が成長のプロセスで奪われていくから。
〜うち半分は先天的なもので、残りは幼少期の環境がつくるという

これは、まさに同感!もともと持っている、備わっている好奇心が成長のプロセスで奪われているんです。

こんな場面覚えてないですか?

ご飯の支度をしている時に、こどもがやりたいと言ってきたのを、その後の片付けが大変だし、急いでつくりたいからとさせなかったり。

次から次へと絵本を読んでと手渡され、疲れたからもう終わり!と打ち切ったり。

自分の都合でこどもの好奇心を奪っちゃうことって結構あったな〜と。

日本の教育事情の中では、好奇心を守る視点が大事

まさに私達大人の応答にかかってますよね。

好奇心を発揮する

改めて、好奇心そのものが仮に人に必ず備わっているとするならば、発揮できずに蓋をされて眠っているものがあるかもしれません。そういう視点で見た時に、深く掘ってみると新たな自分に出逢えるのかも。またそう思って目の前の相手をみた時に、見えてくる景色も違ってくるのではないでしょうか。

あなたは好奇心発揮してますか?

好奇心を発揮したいけど、一人ではという方は、ぜひ個別セッションを。

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