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未来に手渡したいもの「沖縄の海」

久しぶりに晴れた沖縄です。こんなよい天気は、より近くで海を味わいたい気に誘われます。沖縄に生まれ育った私は、ここ沖縄がとても大好きなのですが、中でも特にこの日々表情の違う海は格別です。だからこそこれを未来に手渡していきたいなあ、と想っています。今回は、そんな沖縄の海について、何気なく想っていることを綴ってまいります。

帰ってきた!と心踊る瞬間が好き

私の家から遠くの海を眺めることができるので、毎日海を見ています。目の前に青い海と空が広がっているのが私の日常です。今日の色はちょっと濃いな、荒れてる感じがするな、潮がずいぶんひいている...お天気によって、また潮の満ち引きによって、部分的にもその時々で海の色は違ってみえます。

沖縄は島なので、どこからでも2〜30分もあればどこぞやの海には到達しちゃいます。そのため仕事の移動中なども、海がよい感じで見える瞬間のスポットを探しては楽しんでいたりします。それだけで幸せな気分になるものです。

沖縄に生まれ育ったからそう思うのか。出張や旅行の帰りの飛行機が徐々に下降をはじめ、雲の中から海が見えぱーっと広がりだした瞬間がなんとも言えず。思わず「帰ってきたよー!!」と嬉しくて叫びたくなります。同時に沖縄に生まれ育って、そして住み続けられるって素敵だなあと思うのです。

「青」が好きすぎてつけちゃいました

好きな色は?と聞かれたら、迷わず「青」です。青色とひとことで言えど、水色っぽい薄い青から、群青の濃い青、そして黄みがかったコバルトブルーの青と幅広くどれも甲乙がつけがたい。そのため「今日は、深みのある濃い青」とか「今の気分はターコイズブルー」のようにその時々の青を楽しんでいます。

そういう意味では、沖縄の海の色がその多彩なバリエーションのある青を表現してくれるのですよね。地面が砂なのか、珊瑚なのかによっても反射の仕方が違うのでもちろん色が違って見えるんです。ついすくって色を確かめたくなります。

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あまりにも青色が好きすぎて、初めてのこどもにつけた名前はなんの迷いもなく「あお」。沖縄の世界につながる深く広くそして生命の源である青い海のように、大きく優しく育ってほしいなあという願いを込めています。

世界につながる沖縄の海を未来に手渡したい

海を眺めていると、水平線の先へ想いを馳せていきます。今、この瞬間に海を眺めている人はどのくらいいるんだろう?その人が何を思い、どんな生き方をしているんだろう、と。

大好きな沖縄の美しい海ですが、幼少の頃みていた海と比べると開発や汚染が広がり、残念だなあという思いも同居しています。海岸を歩いていると捨てたゴミ、流れ着いた漂着ゴミはなかなか後を立ちません。どこから流れついたんだろう?改めて、この海が世界につながっているんだという思いを強くします。

同時に、この世界につながる海を未来に手渡していきたい!と思うのです。私達が古から手渡されたように、未来に手渡していくことが与えられた責務ではないのかと。

海洋汚染の問題は、もはや海がいずれなくなるかもしれないという危機に直面しており、脱プラの動きが世界的に加速していることはご存知のことでしょう。プラスティックは私達の生活を便利に快適にした恩恵も事実で、見渡すほどに囲まれているものなんですね。でも、これからの未来を考えた時に私達の賢い選択や行動の一つひとつが、この世界につながる海を未来に手渡せることに繋がると思っています。

そのためにも沖縄の海の今を、時折SNSで発信していきたいなあと思っています。多くの人と分かち合いながら、世界につながる沖縄の海を、未来にしっかりと手渡していくと信じて。


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