見出し画像

満たされて、満たす

心に余裕がない時は、何をやってもうまくいかなかったり、いろんなことがうまく回らずよりイライラするので、人にやさしくしたり寛容であることが難しくなりがちです。一方で、常に心に余裕がある方は、パフォーマンスを維持し、人にやさしく寛容であるようです。心に余裕がある人に、共通するのは「自分が満たされている」ということ。「満たされてから、満たす」について綴ってまいります。

シャンパンタワーの法則

シャンパンタワーといえば、グラスをピラミッド状に積み重ね、一番上からシャンパンを注ぎ、下のグラスまで順に流れ落ちるさまを見せる結婚披露宴で行われる演出のことです。

そのシャンパンが満たされる様を人間関係のエネルギーに見立てて魔法の質問家でマツダミヒロさんが提唱しているのが「シャンパンタワーの法則」。
シャンパンタワーの法則とは

シャンパンタワーの1番上のグラスが自分自身
2段目は家族やパートナーなどの身近な人たち
3段目は会社の同僚や友人たち
4段目はお客様や地域の人たちに見立て
シャンパンはエネルギーと考えます。

全体をシャンパンで満たすためには、一番上のグラスから満たしていく。そうすることで、すべてのグラスがシャンパンで満たされるというものです。

タワー全体を人間関係と見立てた時、あなたはどの段のグラスからシャンパンを注いでいますか?

お客様ファーストで4段目から、リーダーとして3段目からと常に自分から遠い4段目や3段目にシャンパンを注いでいるのではないでしょうか?そうするといつまでたっても自分には注がれないどころか、気がつくと注ぐエネルギーがなくなっているかもしれません。

仮に自分が満たされていると、そこから溢れ出した分で、それ以外の人を満たすことができるので、自分が枯渇することはありません。

まずは満たしてから

実際に、責任感ある管理職の方や医療・福祉の業界には職業柄、そのような3段目や4段目に注ぐ傾向の方が多いと感じます。その上で、心に余裕がなく思い通りにいかない、イライラする自分の足りなさが気になっているようです。

その時には、まずご自身を満たすということをオススメしています。自分自信の心と身体にシャンパンを注ぐということです。例えば、好きなことをして過ごす、好きなものに囲まれる、普段使わない部分の身体を動かす、リフレッシュしたり...自分のご機嫌をとることです。

自分が満たされてはじめて、役割や責任からではなく、むしろ自然にまるで溢れ出るように相手を満たしていくことができます。また、自分が満たされた器以上に満たすことができないとも言われています。たくさんの方を満たすポジションや役割を求められているとするならば、ご自身を満たす器も大きくすることから。

自分が満たされて、満たすことができる。シャンパンは上の階から注いでいきましょう。

よろしければぜひサポートをお願いします! これを励みにより価値ある、ためになるそして笑顔溢れる発信に心を配って参ります。