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聴いてもらえたとの感覚が大事

「初めてこんなに話を聴いてもらえました!」
みんなの保健室にてご相談いただいた方から、最後に感謝とあわせて頂いた言葉です。わたし達が悩んだり気になっていたりすることが、必ずしも解決を求めていない場合もありますし、話すうちに解消することも。それを実現するのが「聴く」という行為。聴く側のそれ以上に相手が「聴いてもらえた」という感覚の方が大事ということで綴ってまいります。

「聴く」が届くのは、簡単ではない


カウンセリングやコーチングといった特別な時だけでなく、営業や商談においてもこの「聴く」ということが本当に大事だと感じます。どんなに素晴らしいアドバイスやプレゼンもその前の「聴く」ができているかで、届き方や影響力が違いますよね。

わたし達はその他にも、日常的にいろんな場面で「聴く」という行為が求められますが、相手が求める「聴く」ができていないことが多いと感じます。

スマホやPCを操作しながら、書類に目を通しながらのながら聞きだったり
次に何を質問しよう?、どう返そう?と考えながら聞いていたり
これが終わったら何をしよう?なんて別のことを考えていたり

聞いている本人にとっては「聴いてるつもり」でしょうが、話す人にとっては「聴いてないな」がしっかり伝わっているものです。

また一方で、本当に聴いているにも関わらず、相槌やうなづきがなかったり、顔の表情が硬かったり、貧乏ゆすりをしていたりするのも残念ながら相手には「聴いてもらっている」が伝わらないもの。

「聴く」が届くかどうか、以外に簡単ではないようです。


「聴いてもらえた」という本人の感覚が大事


職場における社外相談窓口として「みんなの保健室」という事業を提案しています。これは、いわゆる学校の保健室の職場バージョン。

ちょっと最近イライラしている
次のプレゼンがうまくいくか気になって仕事が手につかない
落ち込んでる部下へどう声かけしていいかわからない

など、仕事をする上でちょっとモヤモヤする気持ちや状態を吐き出すことでスッキリしたり、解決に向けたアドバイスがもらえて、また仕事にスムーズに向き合える状態になるというもの。

みんなの保健室はこちらから↓↓↓

そこでも大事にしているのは、「聴く」ということであり、それ以上に「聴いてもらえた」という感覚を届けること。

それぞれが引っかかることや違和感に対して丁寧に「聴く」ことで、自分自身で整理ができたり、解決の糸口がみつかったり。また、それをフィードバックすることで再確認したり、前に進むことができたり。

「聴く」というマインドと同時に状態、態度や姿勢、表情という視覚情報をより意識することが大事です。逆にいうと、「聴く」マインド以上に、その視覚情報で「聴いてもらえた」という感覚になることも。

いずれにしても、ここで大事なことは、こちらが「聴いた」ということではなく、相手が「聴いてもらった」という感覚が上位だということ。それによって、相手のモヤモヤが勝手に解消するだけでなく、自分で解決したという自己効力感や自己肯定感にも繋がるものです。

すべての答えは自分の中にある。

それを信じて「聴く」ことで「聴いてもらえた」感覚を得てエネルギーに変換してほしいものです。「聴く」のスキルは、特に管理職や育成においては磨いていきたいスキルですね。

「聴いてもらった感覚が得られていない」という方はぜひ個別セッションへ!こちらから

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