見出し画像

秋時雨比良の山なみ紅葉消ゆ

時雨(しぐれ)は降ったりやんだりする通り雨です。夏に多いのですが、晩秋に降るものは秋時雨といいます。

七十二候【霎時施(こさめときどきふる)】に入ります。
[霎(しょう)]とは、小雨がぱらぱらと降るような音のこと。これを時雨と読ませている暦もあります。

一年を72に分ける七十二候の53番目です。二十四節気[霜降]の次候になります。晩秋の中ごろです。11月1日まで。

霎時施 Kosame tokidoki furu
“Light rains sometimes fall.”
October 28-November 1

…………………………………………

茶の花の
うつむきかげん 咲いてゐる
部屋に活けたし 夕べの白を

散歩道、畑を囲む生け垣に茶の花が咲いていました。色は白で、2~3センチの小さなものです。茶は鎌倉時代に栄西が中国から持ち帰えりました。すっかり日本人の生活に根づいています。そろそろ暖かい煎茶が恋しくなりました。

あなたが幸せでありますように 
琵琶湖を望む草庵にて
#エッセー #物語 #二十四節気 #降霜 #七十二候 #霎時施
#茶の花 #俳句 #短歌 #地球暦 #ローカル七十二候マラソン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?