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七十二候【水泉動】に入ります。

「しみずあたたかをふくむ」と読みます。
「水泉」は湧きでる泉のこと。厳しい寒さのなかでも地中では、氷った泉が
動きだす時期になりました。

一年を72に分ける七十二候の68番目です。二十四節気「小寒」の次候になります。1月14日まで。

水泉の
手にぬくもりの
流れくる

水泉(すいせん)とは、湧きでる泉のことです。一年を通して温度変化の少ない地下水は、氷ることはなく冬はかえってあたたかく感じるものです。昔の人はそれを地下で氷が解けはじめたと思ったのかもしれません。

Shimizu atataka o fukumu 水泉動 
Springs thaw. 〔spring;泉 thaw;解ける〕
January 10-14

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伊勢神楽
笛や太鼓のお囃子(はやし)に
獅子舞ひ終えて
頭噛まるる

8日の日曜日に平和堂アルプラザ守山で、一時間ほど伊勢神楽の公演がありました。〔伊勢大神楽講社 山本勘太夫社中〕
獅子舞には、疫病を退治したり悪魔を追い払ったりする意味があります。最後に、獅子に頭を噛んでもらいます。これで邪気を払ってもらえるそうです。何となく、身も心もすっきりしました。

琵琶湖のほとりの草庵にて
時を生きる旅人
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