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私が10年続けてこれた理由

こんにちは。

今日は、言ってしまえば、誰にも頼まれていないのに(笑)、私がアクセサリーブランドを10年くらいずっと続けることができたきっかけになった本を紹介したいと思います。

12,3年前、名古屋で会社員をしていた私は休みの日に遊ぶ友達もおらず、休みのたびに1人ふらふらとチャリに乗っていろんなカフェ巡りをしていました。そんなときにおしゃれなブックカフェで出会った糸井重里さんと吉本隆明さんの対談本「悪人正機」。ほぼ日刊糸井新聞の大ファンだった私は迷わず手に取りました。




いろんなことを疑問に思っている人に是非読んでもらったら元気がでるかな、というおすすめの本なのですが、

その中の「素質ってなんだ?」のところで、

僕は、自分でもあんまり好きじゃねえなってところは、もうほっといていいと思うんですよ。  それでちょっとでもいいから「これは長所だ」と思えるところだけ、伸ばしていけばいいんじゃないかと思います。いつも言うことなんですが、結局、靴屋さんでも作家でも同じで、10年やれば誰でも一丁前になるんです。だから、10年やればいいんですよ。

とあって、そのときは、ふーん、くらいに思っていたのですが、後々アクセサリー作りを仕事にしよう!と決意してから、この一節が私の心の支えとなり、10年続けることができました。

ずっと陰で迷惑いろいろいろかけているのに応援してくれている夫とか、喜んでくれたお客様からのメッセージとか、エネルギーになっていることは確かなのですが、そのもっと下の深いところに流れる川みたいに、この思想が、しんどいときも、娘が生まれて、しばらくまとまった時間がとれなくなったときでも、1日1時間だけでも、アクセサリー作りににまつわることをしよう、と思うことができていたのだと思います。

一丁前になったか?と言われると、一応なっていると言いたいな...とは思います。(ドキドキ)

もっと頭を使って最短ルートで駆け上がっていく方法もあるのだと思いますが、私の場合、あまり何も考えずに、愚直に続けることだけ考えてやってきました。

これからもそのつもりだけど、これからは今まで以上に頭も使って想像力をふくらませていろいろな事に挑戦していきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました♡

  


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