見出し画像

とにかく研究がしたくなった日

不思議なご縁があり、大学時代の恩師の、さらに恩師のお弟子さんに当たる方に会いに行きました。私にとっては同じの研究室グループの大先輩にあたる方です。


歴史学と歴史教育の両方をされている方が、ちょうど私がいる地方に教授として赴任されたとのことで、職場の方から紹介していただき、機会があれば連絡をとってみようと思っていました。

よくよく調べたら、県外の同じ大学出身で、大学院時代に著書も読んだことがあるぐらい、思っていた以上に繋がりがある方でした。

大学の後輩や恩師からも、是非会いに行きなさいと連絡をいただき、研究室にお伺いさせていただきました。


研究室を訪れると、歴史学の本が沢山!
大学時代に教科書として使った本、恩師の本、ゼミでみんなで読んだ本、かつて私が執筆に関わった本も含め綺麗に並んでいました。

読みたい本が沢山...と思いを巡らせながら、お話させていただきました。


学生時代の研究の話、恩師や共通の知人の話、出身大学の行く末、現在の赴任校での研究の話、大学生のゼミや教育実習の話、現在授業で扱っている太平洋戦争の話など、話がとまらなくなり、ついつい2時間ぐらい話してしまいました。

話はいったり来たりしましたが、いつまでもお話できそうなぐらい、学ぶことや気付くことが多かったです。


これまで個人研究で何をするかずっと迷っていましたが、歴史研究は引退してから趣味でもずっとできる。ICT活用は流行っているからみんなやっている。


専門性を生かして歴史教育分野で研究をすれば良い。今やっている実践事例をどんどん外に紹介すべきだというアドバイスをいただきました。


歴史学をがっつり学んで現職に出ているのに、現場の仕事量に忙殺されてしまって、研究を辞めてしまった私みたいな人が多いそうです。

まだ具体的に何ができるかわかりませんし、
もう少しで歴史的分野の授業は一旦終わってしまいますが、


次年度以降の実践のために、歴史教育分野で研究を読みあさろうかと思います。
科研費も今年は申請してみたいです。願望ですが...。


あと、今の職場を出たらやはり高校に行きたいという思いも強くなりました。
今の地方にこだわる理由はないので、次も高校への異動希望を出してみて、再び中学だったら県外への教採再受験や私立高校も視野に入れて将来を考えてみようかと思います。


転職やサードプレイス企業もいいけど、私の本来の軸は歴史研究にあって、高校教員に一番なりたかったことをやっと思い出しました。


...久々に、こんな時間まで勤務先で仕事をしました。


今日は10年以上前の学生時代の経験が繋いでくれた素敵な縁に感謝して、帰ります。

また明日頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?