教員の仕事に光が見えないときは、オンラインコミュニティに参加してみよう
私が企画しているわけではありませんが...。
コロナ禍がきっかけで、オンラインで学べる機会が格段に増えました。
前回の記事を今回は同世代や若い世代で、いまの仕事に絶望している教員の方向けに書いてみます。
私は元々東京にいた時から大学内の教育イベント、教採の勉強会サークル、教員志望者の飲み会などに参加していました。そこで知りあった人が1人10年以上たった今もなお友人として繋がっているので不思議な縁です。
東京を離れて、地方で教員になりそのようなコミュニティが少なく残念でした。
あるにはあったのですが、参加者4人とかで授業実践を報告しようという会で、たいした実践を持ち合わせていない私にはハードル高すぎでした。
1校目は優秀な先生が集まっていたのにも関わらず、自分は教科から離れてしまい、分掌も持たせてもらえず、専門外である特別支援教育の勉強に集中していました。
今思えば私の教育観のベースを身につけることができましたが、学級経営や教科の指導についてはリセットしてしまいました。
2校目は管理職の先生に恵まれたような気がします。もちろん早く帰りなさいとはいわれましたが、公立学校という枠組みの中で、やりたいことをある程度できる現場でした。
強いていえば、大きい学校だったので、新しいことや手間のかかることに苦言を言う方は少なからずいたような気がします。
しかし、GIGAスクール後ももわりとベテランの先生方が積極的に端末を持ちいたり、その地区では唯一の休み時間使用可、持ち帰り可の学校で、
自由度が高く恵まれていました。
授業も学び合いや、ジグソーなども生徒指導的な課題はありましたが、自由にできました。
3校目の現任校もわりと自由に何でもチャレンジできます。ただ、仕事できる方が多いのでプレッシャーが半端なく、自分を追い込んだ2年間でした。自分を追い込みすぎて壊れました。
お互い高めあえたら良かったのですが、忙しすぎて愚痴を言いあう時間が長くなっていました。
それに気づいたのが去年の冬ぐらい。
春もまだ不満はありましたが、子供たちに助けられ、なんだか壁みたいのを乗りこえたというか、悟りの領域に入った感覚?というか。
その頃ラインのアイコンを仏像に変えました笑
個人的には周りの方に感謝できるようになり、仕事にこだわることをやめたおかげで、また楽しく職員室で笑い合えるようになってきました。心の余裕大事です!
そんな感じでわりと今は私個人的には職場環境には、ちょっとクーラーが効きすぎて寒い以外は困っていないのですが、時間と心に余裕ができたからこそ学びたい意欲が高く、オンラインでいろいろ学んでいます。
オンラインの勉強会の予定を入れていたらそれまでには帰るので残業時間も短くなります。
オンライン勉強会を終えたあとは、前向きな気持ちにもなるし一石二鳥てます。
環境が自分にあってないとか、やりたいことができないとか、絶対あると思うんです。
私もそもそも高校の教員になりたかったので、そういう意味ではやりたかったことは1ミリもできていません。
あとやはり自分の教科をもたせてもらえなかった2年間は絶望的でした。辞めたらよかったという思い、辞めなくてよかったという思い両方あります。でも、そのときも学ぶことをやめませんでした。
自分も今の環境でせっかく優秀な先生方が集まっているのだから、もっと自由に自分の得意なことを中心に校内勉強会とかあったらいいなと思います。でも現場にそんな余裕はないかもしれません。
なので、とりあえず自分は外にでて、いやでれなくてもオンラインで、手当たり次第に学び、校内にもって帰れたらと思います。
前置きがかなり長くなりましたが、教員の方におすすめのオンラインコミュニティを紹介していきます。
1 先生の学校
facebookの広告で気になっていましたが、
ハイテックハイから学ぶプロジェクト型授業を学び作るというワークショップが気になり、勢いで申し込んでしまいました。
ハイテックハイの映画は二年前に見ましたが、まだ右も左も分からない頃だったので、すごい学校だなという感想しかありませんでした。
今改めて、取り組みの意図や良さを理解できた気がします。成長しました。
今回は有料イベントでしたが、月額495円の会員になると割引価格でイベントに参加できたり、会報誌が年3回届いたりするそうです。
初めてイベントに参加しましたが、私立学校やバカロレア認定校の方など、特殊な取り組みをする学校の先生方が多くいて、お話についていけるかじゃっかん不安でした。みなさんとても意識が高く、すでに実践されている方も多かったです。
会員になればアーカイブも見れるそうですが、オンラインで参加したほうが緊張感もあり学びが遥かに深まりそうでした。探究やアントレプレナーシップ、ウェルビーイング系の過去イベントの動画もあり、気になります。
紹介いただいた本などでちゃんと勉強してまた参加していきたいです。
2 中学校てらす
今年の4月に立ち上がったコミュニティです。
無料会員はラインのコミュニティで参加、有料会員になるとSlackで会員同士もコミュニケーションがとれるそうです。
こちらの方がより、「公立学校としてできること」というテーマに近いような気がして、公立の教員としてモヤモヤしていることを語れる場が設定されたりします。私個人的には、知ったかぶりや背伸びをせず、ありのままで参加できそうな雰囲気がありました。
今まで見れていないイベントも全部見たいのでアーカイブ配信が見れる有料会員に夏休み中になって、動画にひたるつもりが夏休みが終わりそうです。
有料会員は月額1650円です。
無料でイベントは参加できるので、入るのを見送っていました。
立ち上がったばかりで、まだ会員数が少ないので運営面も含めてコミュニティを作っていく面白さがありそうです。
アーカイブ動画がみたいので、お試しで入り、居心地が良ければ、今後も活用していきたいです。
小学校の先生な方はこちら。
すでに大きめなコミュニティでオフラインも含め活発に活動があるようです。楽しそうです。
3 EDUBASE
あの、さる先生が運営するコミュニティです。
Xは前々からフォローさせていただき、個人的な働き方改革のバイブルとも言える本。
著者は4冊とも買い電子書籍で読みました。
なんと先日Canvaの研修会でお会いする機会がありました。
前での説明はやはり面白く、作業中も直接声をかけていただきした。
そんなコミュニティに2月から入らせていただいているんですが、Facebook上のコミュニティというのが、なかなかFacebookを開かない私にとってハードルが高いようです。
こちらもアーカイブは1ヶ月程度残るそうですが、みたい回があるので、早く見なきゃとずっと思っています。
会員は月額980円です。
ずっと入ってますが活用しきれてないので、こつこつ動画をみようかとおもいます。
そんな感じです。
正直全部入ってもいいかなと思います。
一回飲みに行ったぐらい!
学べないのを環境のせいにしてしまいますが、今の時代は自分次第で学ぶ方法はたくさんあります。私もよく、友人にそんな情報どこから見つけてくるの?と聞かれますが、コミュニティもnoteで見つけることが多いです。
今回は教育系のコミュニティを紹介しましたが、教育系以外のコミュニティもおすすめです。
私はiPadのデザイン系のコミュニティに入っています。そこで学んだことを仕事で使ったりもしています。
職場だけを居場所にしておくと仕事が上手くいかなかったら人生すべて上手くいかないような気がしてきますので...仕事とはなれたコミュニティをもつのもおすすめです。
まずは、オンラインコミュニティのイベントに参加できるようにひき続き残業を減らしていきます!