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夏休み前までに伝えたい包括的セクシュアリティ教育 Vol.1

はじめまして!

今回から初めてnoteの投稿となるのですが、初めましてのご挨拶と始めようと思った経緯は次回にお話します。
順番がおかしくてごめんなさい!
イベントに合わせて、なぜ子どもたちに包括的セクシュアリティ教育を伝えたいと思ったかを今回はお話したいと思います。

はじめに、包括的セクシュアリティ教育は0歳から必要です!


なんで0歳からの教育が必要かっていうと、プライベートゾーンを大切にすることを分かってほしいからなんです。

人との境界線(バウンダリー)や距離感って個人差があるから、それを理解し合うことが大事ですよね。
この境界線の意識は、赤ちゃんの頃から教え始めることができるんです。

具体的には、おむつ替えやお風呂、着替えのときに、まだ返事ができなくても声かけをすること。
「おしり汚れちゃったねーキレイにしようね」
「からだ洗うよー」「あたま洗うよー」
「おようふく着替えるからパジャマ脱ごうねー」
とか。。。

包括的セクシュアリティ教育で大事なのが「同意」への理解を促すこと


友だちとか家族とか、どんなに親しい関係でも同意が必要だってことを伝えたいんです。

日本の文化的背景って、相手に対してNOと言うことがなかなか出来ないし苦手な国民性に育ってる。
だから性被害にあっても言えない子どもたちがたくさん居る。
まだまだ大人も言えないよね。。。

声をあげることができないと、犯罪がどんどん隠されていってしまう。
「知らない人について行かないように」って、大人が子どもによく言うコトバがあるけど。
じつは性犯罪をおかす人は身近な人が1番多くって、実の父親やきょうだいなど身内からの被害にあう子どもが多いことはデータ的に分かっていることです。

これは身内問題というのが理由でニュースにはなりにくいから、あまり知られていないんです。
一般的に知られていなくても医療関係や警察関係のデータでは分かっていることなんです。

性教育を早く教えてほしかった!はわが家で実際におこったことから


実はうちの娘も小学1年生で性被害にあってる。
相手は隣に住んでいた若くて優しい「お兄さん」だった。
両親ともに良く話してたしきょうだいで遊びに行ってたから安心しきってた。

娘はちゃんと伝えてくれたけど、小学1年生では被害にあったことすら分からないことも多いだろうし、ましてや大人に話すこともできないことは多いと思う。
(実はうちは子どもたちが小さい時から性教育を教えてた。もう30年以上前のことなので何をどう教えたかは忘れてるけれど、子どもが大きくなってから話すのは自分が小っ恥ずかしいと思ってたから笑)
娘には伝えてくれて感謝してるけれど、当時は隣の人を警察とかに伝えるという認識は自分もできていなかった。
性犯罪とくに小児性犯罪は繰り返すというからちゃんと通報すべきだったと反省してる。

だから小学生高学年で性教育をしても手遅れなんですよね。
親も子どもが小さい時から知っていないと同じ対応をしてしまうかもしれない…

子どもの頃から「NO」と言うことが「嫌い」ということではないって理解することができれば、はっきりNOと言えるようになる。
同意の表現をすることにもつながります。

ひとりひとりがプライベートゾーンや自分や他の人の体の大切さを理解していれば、より性犯罪(被害者も加害者も)で苦しむ人を減らしていくことができると思います。
子どもが自分の体と他人の体の大切さを知ることが、いじめの減少につながるとも思うんです。

まずは大人から!


子どもに性教育をしようと思うと保護者が「教えてくれるな」と反対される。
これは学校の教育の現場で良くあること。
でも大切なことを子どもに伝えなきゃいけない。

だから、子どもへの理解・教育を広げていくために、まずは大人への理解を促す必要になるのです。
5月11日からスタートした今回のイベントでは、第1回目は大人向けに行いました。
第3弾の6月8日は子どもに向けて活動を展開していきます!

その前に開催の6月2日の発達障害児向けの回も1部で保護者など大人向けに講演して、2部で子どもたちに話すようになっています。
自分の子育て経験から発達障害児を預かってイベントに参加するのは難しいことだと思ったので、親子別々に話は聞くけど隣の部屋で子どもたちが待機できるようにしてます。

11日に参加できなかった人も1部の講演をぜひ聞きに来てほしいと思ってます!

最後まで読んでいただきありがとうございます!
データ的なことは次回から提示していきます。
今後も細々と初めていきますので応援よろしくお願いします。

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