優柔不断がやめられない止まらない
人生は選択の連続ですよね。
今日も朝早起きするか昼まで寝るか、気分転換に出かけようか家に居ようか、カフェに行くかお金がかかるからやめとくか、カフェではどの種類のコーヒーにしようか、ケーキセットかサンドイッチか、noteを書くか読書をするか。
そんな連続で今はカフェでnoteを書いています。
この後は家に帰ってゲームをするか、読書をするか、ブログを書くか、決めていません。また悩みながらYoutubeを見るんだろうなとも思います。
優柔不断だと何するにも一歩遅れてしまうし、最悪やめておこうと行動に移せないことにもつながってしまいます。
今日のコーヒーを飲まないくらいならいいんですが、人生に関わるようなことの判断を誤ると、後悔に繋がってしまいます。
あの時ああしていれば、と思いますが、優柔不断を直さないと恐らく今その時に戻っても同じ選択をしてしまうと思います。
じゃあせめて今後の人生は変えていきたいなと思います。
なぜ優柔不断になるか
・不安で自分の判断に自信が持てない
・理性的な判断ができない
優柔不断はこれらが原因です。
アジア人は遺伝子的にセロトニンという心のバランスを整える物質の分泌が少なく不安になりやすいと言われています。
この不安自体は危険予知のためには有用ですが、具体的に何が不安なのか不明瞭な状態では足枷にしかなりません。
この不明瞭な不安の状態はエネルギーが漏電している状態で、行動するための活力も失ってしまいかねません。
その漏電を止めるためには、気分や感情ではなく、筋道を立てて判断する理性が必要になります。
感情が反応して絶望的な気持ちになって視野が狭くなった状態から、一呼吸をおいて視野を広げることで別の切り口を見つけられる。これが理性が働いた状態となります。
じゃあ、どうやって理性的な判断をできるようになるか。「我思う、故に我あり」で有名なデカルトの考え方を参考に書いていきます。
理性的な判断をするためには
・根拠がないものは即断や偏見をしない
・問題を細分化する
・対応する順序を決める
・見落としがないか確認する
悩むという状態には必ず不安があります。ではまず何が不安なのかを明確化しないといけません。
わかりやすい例で、カフェでコーヒーを飲むとお金がもったいない。という不安には根拠があるのか、自分の持っているお金からコーヒー1杯分を引いてみると分かります。
特に人はお金については不明瞭な不安を持っていると思います。無駄遣いをしている感覚というのは恐怖を感じます。おそらくカフェでコーヒーを飲む程度で借金取りに追われることはないですが、連想ゲームの中でそこまで発展する恐れもあります。
お金がなくなると言う不安を細分化すると、収入が低い、支出が多い、さらに細分化していくと、仕事の単価が低い、昇進が見込めない、副業をしていない、趣味にお金を使いすぎている、光熱費が高い、などなどいろいろ出てくると思います。
じゃあその上で対応するべき順序は何か、ということを考えます。おそらくコーヒーを1杯我慢すること以外にやるべきこと、効果がありそうなことがみえてくるはずです。
いまは例で挙げましたが、それらが網羅できているか見落としがないかを確認できれば、自分の中で理性的に判断した結果を出すことができます。
一杯のコーヒーの度にこんなこと考えるの!?と感じるかもしれませんが、おそらくお金に関すること、人間関係に関すること、仕事に関すること、とかある程度原因、悩みの部分は共通してくるはずです。
いったん自分の中でこの流れで自分の感じている不安というものを可視化できると判断できるようになります。
自分で判断がつかない時は
・法律や慣習、有識者に従う
・一度決断したらやりきる
・周囲の変化を期待せず自分が変わる
一杯のコーヒーならまだしも、自分だけで判断がつかないケースももちろんあります。
例えば自分は転職をすべきかどうか。
これはものすごい悩みますよね。不安も大きいし多い。仕事に興味が持てない、もっと楽に稼ぎたい、パワハラを受けたくない、自分の才能を生かしたい、などなど。
そういう自分だけで判断がつかない時はどうすればいいのか。
まずは法律や慣習、有識者の意見を聞くというものです、法律や慣習を破るのはリスクがありますし、自分でわからないことは素直に有識者の意見を取り入れるというのは納得が行くと思います。
次に一度決断したらやり切る。というものです。これは、ダメだったらやめたらいいや。という状態は決断していない状態なので危険です。
僕もダメだったら離婚すればいいやと思って結婚したら見事に離婚しましたね笑
これは気合論ではなく、デメリットやリスクに目を瞑って判断を急がずに、デメリットやリスクを考慮した上で理性的に判断をした結果なのだからどういった結果でも後悔をしない。という心構えのことを指しています。
最後に周囲の変化を期待せずに自分が変わることです。これは周囲がこうだったらな、という期待を持たないということです。周囲に期待をしてしまうと、そうならないことに腹を立てて悪循環が生まれてしまいます。
期待をしないというのは諦めることではなく、自分がそうなるように変わっていくことでもあります。楽しい仕事はないけど、仕事を楽しくすることはできる。ということですね。
今回は少し気合論っぽく聞こえる部分が入ってしまったかもしれませんが、
判断に困った時の一つの手法として使ってみるにはいいかなと思いご紹介しました。
いつか誰かの役に立てばいいなと思います。
それではまた明日!
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