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オーストラリアに滞在するためのビザ

今回はオーストラリアに滞在するのに必要なVISAについて。
普通に旅行する程度なら、観光ビザで入国をすれば全く問題無いですが、長期滞在の場合は、目的に合ったビザが必要です。そうでないと違法滞在になってしまいます。
ビザにはいろいろありますが、大半の日本人が使うであろうビザはざっくりと言うと4種
・ビジネスビザ
・学生ビザ
・ワーキングホリデービザ
・パートナービザ
それぞれ審査基準や取得条件、必要スキルや書類、審査期間は異なります。

ビジネスビザ
一概にビジネスビザといっても1つではありません。
いわゆる就労ビザですが、これは永住権取得も視野に入れる事ができます。
このビザにも、いくつか種類があり、一番代表的なのが雇用主指定ビザ。これはオーストラリア企業が国内で適した人材を得られないという事を前提に、外国籍労働者のスポンサーとなってもらう事で、得るビザです。なので、ビザ発給にあたって、雇用主・勤め先が限定されます。また、その雇用主と就労関係がなくなればもちろんビザも無くなります。
もちろん、雇用主の指定がないビジネスビザもあります。
それは、政府が指定する、地域で指定された職業で就労をするという事です。大体が、田舎などの人口が少ない過疎地域です。

ビジネスビザには英語力が必要です。これはILETSのスコアが全て6.0以上が必須です。また、雇用主・職種・就労者への審査も厳しいです。
このビザ大半が、特殊な知識やスキルを持っている人が多いです。マネージメントなどの管理者クラスや医者や弁護士等の国家資格レベルのスキル保持者です。もちろんワーキングホリデービザで働いた企業が、働きを評価しビザの発給をしてくれる場合もありますが、この場合ILETSの証明に多くの日本人が苦戦をしています。

学生ビザ
学生にも実はいろいろとビザの種類があります。
大半の人は、語学取得の為の学生ビザが多いです。あとは、小中高への入学又は正規交換留学の為の学生ビザ、大学入学や修士・博士課程の為の学生ビザです。

10~20代の学生も多いですが、中には年齢制限為ワーキングホリデービザ取得不可な30代以上の人も利用している事も多いです。この学生ビザは確かに取得しやすいのですが、学生ビザとだけあって学ぶ事を目的としているため、1週間の労働制限なんかがあったりすので、金銭的な面もしっかり考えなくてはいけません。働く事は全然問題は無いですが、必ず出席&単位取得をこなせないと、ビザは取り消されるのできちんと両立が必要です。語学学校をきちんと課程を終えれば、認定書がもらえます。これは行く学校のレベルや専攻内容によって認定階級は異なりますが、英語力やスキル証明ポイントに使えます。

ワーキングホリデービザ
こちらも多いですね。30歳以下であれば取得がほぼ出来るビザです。
また、現在は条件を満たせば、2ndビザ、3rdビザによって1年以上滞在する事が可能です。
2ndビザ→1年目のワーキングホリデービザ中に3ヶ月以上農場での仕事をすることで取得条件クリア。申請時30歳以下であること
3rdビザ→2年目のワーキングホリデービザ中に6ヶ月以上農場での仕事をすることで取得条件クリア。申請時30歳以下であること

このビザ、きちんとしたところで、ちゃんと就労していれば取得はそんなに難しくないです。というのは、オーストラリアの農場の労働者の7~8割はこのワーキングホリデービザ保持者なので、農場側も労働者が自分の農場からビザ取得が出来ないと、労働者が集まらないので農場自体は健全な仕事を推奨しています。ですが、この2ndビザ、3rdビザ取得にあたって大きな落とし穴があります。*これについては、別記事で詳しく説明します。*

パートナービザ
オーストラリア人と配偶者関係にある場合、この配偶者がスポンサーとなりビザの取得をすることが出来る。これは最終的に永住権を得るものです。
このビザの詳しい事は別記事で改めて書きます。


おおまかにこんな感じです。
ビザと一括りに言っても、その中に更に分類があり、それにあたり自分自身もそのビザについて知識が必要です。
もちろん、語学力や生活など必要な知識はたくさんあります。ビザエージェントを利用するにしても、悪徳会社もいたりします、全部任せておけばOKでは、相場以上の過剰請求されたり、自分が求めているのとは違う学校を紹介されたり、痛い目を見ます。

私の周りにもそれぞれ異なったビザで滞在している人がたくさん居ます。
もし、今後オーストラリアへの長期滞在を考えている方は、しっかりと下調べや、経験者から情報を聞く事もかなり需要です!

経験者から情報を聞く時は年齢など関係なく丁寧に、お願いをしましょう。
というのは、私が実際にあったのが、私の方が年下とわかった瞬間から敬語無し、上から目線で何も下調べ無しで質問をし始める人がいます。人によっては気にしない方もいると思いますが、私的には、非常に不愉快です。私が言える情報は自分で時間や労力を費やして得たものであって、ものすごーく親しい友人でもないのに、ましてやお金をもらっているわけでもないのに、そんな態度を取られると、正直教えたくなくなります。実際に何度か詳しくは言わずあとは自分で頑張ってねって情報提供をしなかった事もあります。下手なエージェントや情報サイトなんかよりも、リアルタイムで明確な情報を持っている人多いです。海外でのビザや求人などの情報収集は対人関係や伝手が大事です。既に経験し、先輩であるならそこはきちんと敬意をもって尋ねる事は、有益な情報をきちんと得る事ができますよ。

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